接待カタンで初めてのプレイヤーに楽しんで貰えない理由

こんにちはりっこです。
年末年始、どのように過ごされましたか?
私は旦那の実家に帰省をしまして、
三人兄弟の長男である夫の弟二人とそのお嫁さん二人と私達と総勢6人で、ボードゲーム三昧の楽しい帰省になりました。
「お邪魔もの」「ブロックストライゴン」「ゴイタ」「ロストシティライバルズ」…などなど色々なボードゲームを嗜みました。
特に「ゴイタ」「お邪魔もの」はものすごく盛り上がった。
実は、年末年始やお盆など旦那の兄弟やそのお嫁さんたちとボードゲームを楽しむ機会は今まで何度かあり、はじめに私と夫が一番大好きなボドゲ「カタンの開拓者たち」をやったのですが…。
いまいち反応が良くなかったんですね。
もちろん、ボードゲームには色々な種類がありますし、人の好みも様々なので、私がいかに大好きだからと言って、誰もがカタンを好きになるとは思っていないのです。
でも、どうして、カタンの反応が良くなかったんだろう??
と、帰省から帰る新幹線の中でふと考えてみました。
私は最初「やっぱみんなボドゲよりテレビゲーム派なのかな~」
と思っていたのですが、今回の帰省でカタン程重くないボドゲの数々を、みんなとても気に入り楽しんでいたようでした。
なので、「ボドゲがあまり好きじゃない、のではなく、カタンがあまり好みじゃなかったのかも…」
と思うようになりました。
そして、私は一つの結論に至りました。
「接待カタンが良くなかったんだ!」
ということに。
接待カタンとは?
さも当然のように「接待カタン」という言葉を使ってみました。すみません。
そんな言葉はないかもしれません。
接待カタンとは、初めての人にルールやコツを説明しながら、行うカタンのこと。
と、ここでは定義づけさせてください。
接待カタンは初めてカタンをやる人に楽しんでもらいたいからと、良かれと思って、相手が勝てるような配慮をしちゃいます。
接待カタンじゃカタンにハマらないわけ
私も夫も、最初に遊んだボードゲームは「カタンの開拓者たち」で、とてもカタンが大好きです。
だから、初めてカタンを遊ぶ人には、できれば、同じようにカタンを好きになっていただき、色々な人とカタンを遊びたいと思っています。
(帰省の時以外は、私の姉や母とばかりカタンをやっています。
同じメンバーでカタンを遊ぶのももちろん楽しいのですが、たまには他の人とも遊んでみたいですよね。)
そのため、カタンを好きになって貰おうと、必死です(笑)
そして、必死さゆえの間違いを犯していたかもしれません。
初期配置に悩む初めてのカタンプレイヤーに対して…
まずはルール説明。
そして、ゲームが始まり初期配置になりますね。
初期配置での簡単なコツといえば…
- 「6」や「8」「9」や「5」など生産力の高い土地を抑える事
- 資源のバランスを考える事
ですかね。
もちろん、このコツについても説明します。
まあ、この段階は特に問題はないでしょう。
初めての人にコツを教える。悪いことではないでしょう。
しかし!!ココからが問題です。
相手がどこに置こうか悩んでいるのに…
「おすすめはココかな♪」
と、生産力も高くバランスも良い土地を教えてあげちゃう。
もちろん、悪気は全くありません。
初期配置で良い土地を確保して、資源をウハウハゲットしてゲームを進める方が、うっかりショボすぎる初期配置を選んでしまい、全然手札が増えない…となったら、カタンを楽しめないだろう…。という配慮からの親切心です。
しかしながら、本当にコレは正しい行為なのでしょうか?
ルールも教えた、コツも教えた。
それならば後は自由にどこに置くかをじっくり考えさせてあげればよいのではないでしょうか?初めてのカタンでわからないなりにも、「考えること」が楽しいのに、その楽しさを奪ってしまう行為になってしまっていたのではないだろうか…。
と、最近は思うようになりました。
プレイ中の過剰なアドバイス…
そして初期配置が終わり、カタンがいよいよ始まります。
初めてカタンをした時、ついつい無駄な行動をとってしまいがちでした。
行動の良し悪しは時と場合によりますが…
- 都市化せずに発展カードばっかりひいちゃう…
- 手元の資源や所有の土地は都市化に近いのに、無理に家を建てることにこだわっちゃう…
- 家を建てずになぜか道ばっかり伸ばしちゃう…
でも、そんな今となっては無駄と思える行動でも、初めてカタンを遊んだ時は、思いのままにカタン島を開拓できることが楽しかった(笑)
そこを、経験者が初めてのカタンの人に、彼らが何か行動をするたび…
「発展カード引くよりも、まずは都市化した方がいいと思うよ~」
「道ばっかり伸ばしていないで、家建てたほうがいいって!」
などなど、あまりにも口うるさく言うのは、本当は良くないことなのではないでしょうか?
もちろん、少しのアドバイスは必要かと思います。
もう家を建てることができない土地に道を伸ばそうとしていたりとか…
ルールが頭に入っていないからこそのミスチョイスにはアドバイスがあってもいいかな、と思います。
でも、あまりに口を出し過ぎるのは、せっかくのカタンでなんとなく「不自由さ」を感じさせてしまうのではないでしょうか?
カタンの楽しみの一つとして、
「今回の、アレは失敗だったな…次はこうしてみよう」
「あの交渉は失敗だったな…。次はもっと相手の狙いを読んでみよう…」
と、失敗や経験を積んで、少しずつ強くなっていくことにもあると思います。
それなのに、初心者にカタンを楽しんで貰いたいがため、その「自分で気づく楽しさ」を奪うのは、逆にカタンにハマるチャンスを潰していたのではないだろうか…。
と思えて来たのです。
もちろん、本人がアドバイスを求めてきたらそれに応じてアドバイスをするのは良いと思います。
あと、8枚以上でバーストなので、明らかに手札をためすぎていたら、
「8枚でバーストしちゃうから、誰かと交渉してでも何かした方がいいかもよ!」
くらいのアドバイスはいいかと思います。
しかし…やっぱり過剰なアドバイスは…ダメ!!
接待カタンがダメなわけ まとめ
初めての人とカタンをやるときに気を付けたいこと…
・求められていない過剰なアドバイスはしない!
・考えたり、気づいたりする楽しみを奪わない!
ということに気を付けて、今後、初めてカタンをプレイする人にはカタンをこっそりと広めていきたいなあ…と思います。
…というかそもそも、私、ボードゲームのインストが下手なのかも…( ;∀;)
上手に自分の好きなゲームを伝えられるようになりたいものですね!
(カタン二人プレイの試行錯誤や収納方法なども!)
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