特急電車の旅

ロマンスカーの車内販売はどうなった?廃止の経緯や歴史を詳しく紹介!

ロマンスカーの車内販売はどうなった?廃止の経緯や歴史を詳しく紹介!

ロマンスカーで箱根旅行を楽しみにしている方、車内販売が利用できるか気になりますよね。

実は現在、ロマンスカーでは車内販売は全列車で廃止されており、利用できないんですね。

この記事では、ロマンスカーの車内販売がいつどのように廃止されたのか、そしてかつて「走る喫茶室」と呼ばれた時代の魅力についても詳しくご紹介します。

箱根旅行を計画している方は、乗車前の準備の参考にしていただけると思いますよ。

ロマンスカーの車内販売は2021年3月で完全廃止されました

ロマンスカーの車内販売は、2021年3月12日をもって全列車で終了しました。

小田急電鉄は2021年3月13日のダイヤ改正に合わせて、特急ロマンスカーの車内販売営業を全て取り止めたとされています。

つまり、現在ロマンスカーに乗車しても、車内で飲み物やお弁当などを購入することはできないんですね。

もし箱根旅行でロマンスカーを利用される場合は、乗車前に駅やコンビニで飲み物や軽食を準備しておく必要がありますよね。

観光サイトや乗車ガイドでも「ロマンスカーに車内販売はありません」と明確に案内されているんです。

なぜロマンスカーの車内販売は廃止されたのでしょうか

72年間も続いてきた車内販売が廃止された背景には、いくつかの理由があるんですね。

コロナ禍の影響が大きかったとされています

最も直接的な理由は、新型コロナウイルス感染症の影響だったと言われています。

緊急事態宣言により、2021年1月8日から車内販売サービスは一時中止となりました。

そのまま再開することなく、2021年3月12日をもって正式に終了という形になったんですね。

小田急レストランシステムのニュースリリースでも、この経緯が明記されているとされています。

鉄道業界全体の流れでもあったんですね

実は、ロマンスカーだけではなく、鉄道業界全体で車内販売が縮小・廃止される傾向にあったんです。

JR東日本でも、2021年3月のダイヤ改正で羽越線特急「いなほ」や中央線特急「かいじ」の車内販売が打ち切られたとされています。

新幹線を含めて、車内販売は一部列車に限定される流れが強まっていたんですね。

駅ナカの充実やコンビニの普及により、車内で購入する必要性が減ってきたという背景もあるかもしれませんね。

経営効率化も理由の一つと考えられます

車内販売サービスを維持するには、人件費や商品管理のコストがかかりますよね。

利用者数の減少や売上の低下があれば、事業として継続が難しくなるのは自然な流れかもしれません。

コロナ禍での乗客数減少が、この決断を後押しした可能性も高いと考えられます。

「走る喫茶室」から続いた70年以上の歴史

ロマンスカーの車内販売には、「走る喫茶室」と呼ばれた輝かしい歴史があるんですね。

1949年にサービスがスタートしました

ロマンスカーの車内販売は、1949年の戦後初の特急専用車両投入時に「走る喫茶室」としてサービスが始まったとされています。

座席で注文を受けて、紅茶などを提供するシートサービスが特徴的だったんですね。

これは単なる車内販売ではなく、列車内の喫茶店のような特別なサービスだったわけです。

箱根観光の非日常感を演出するサービスとして、ロマンスカーの代名詞ともいえる存在になっていったんですね。

シートサービスとワゴンサービスを併用していた時代

当初は「走る喫茶室」のシートサービスが中心でしたが、後にワゴンによる通常の車内販売も加わったとされています。

1995年3月には一度シートサービスが終了して、ワゴン販売のみになったんですね。

でも、乗客からの人気が高かったのでしょう。

2005年には50000形「VSE」のデビューに合わせて、端末で注文してカフェカウンターで調理・提供する形式でシートサービスが部分的に復活したんです。

2016年に再びシートサービスが廃止されました

2016年3月のダイヤ改正で、シートサービスは再び廃止されたとされています。

70000形「GSE」には売店カウンターが設置されず、全列車がワゴンサービスのみになったんですね。

そして2021年3月、そのワゴンサービスも完全に終了して、ロマンスカーから車内販売が完全に姿を消したわけです。

時代の流れとはいえ、70年以上続いた文化が終わるのは、寂しいと感じる方も多いかもしれませんね。

かつての車内販売ではどんなものが買えたのでしょうか

現在は利用できませんが、過去にはどんな商品やサービスがあったのか気になりますよね。

お弁当や軽食が充実していました

車内販売では、お弁当やサンドイッチなどの軽食が販売されていたとされています。

箱根への旅行中に、景色を眺めながらお弁当を食べるのは、旅の楽しみの一つだったんですね。

箱根や小田急沿線の名物を使ったお弁当などもあって、観光気分を盛り上げてくれたそうですよ。

飲み物やアルコール類も豊富でした

紅茶、コーヒー、ジュース、そしてアルコール類も販売されていたとされています。

特に「走る喫茶室」では、喫茶カウンターから座席へ紅茶などを届けてくれるサービスがあったんですね。

VSE時代には、カフェカウンターでバリスタが淹れたコーヒーを座席まで届けてもらえるという、まるでカフェのような雰囲気が楽しめたそうです。

これは本当に特別な体験だったでしょうね。

お土産品や限定グッズも人気でした

箱根や小田急沿線のお菓子などの土産品も販売されていたとされています。

車内でしか買えない限定グッズなどもあって、コレクターにとっては貴重な機会だったかもしれませんね。

旅の思い出として、ちょっとしたお土産を車内で買えるのは便利だったと思いますよ。

列車によって利用できるサービスが異なっていました

実は、全てのロマンスカーで車内販売があったわけではないんですね。

「はこね」の特急では原則として車内販売がありましたが、「さがみ」「ふじさん」「ホームウェイ」では原則なしという運用だった時期もあったとされています。

事前に確認が必要だったので、利用を予定していた方は少し不便だったかもしれませんね。

車内販売廃止で乗客にはどんな影響があるのでしょうか

実際にロマンスカーを利用する私たちにとって、車内販売の廃止はどんな影響があるのでしょうか。

乗車前の準備が必須になりました

現在は乗車前に駅やコンビニで飲み物や軽食を買っておく必要がありますよね。

車内で気軽に飲み物や軽食を買うことができなくなったので、事前の準備を忘れないようにしたいですね。

特に、お子さん連れの方や長時間の乗車を予定している方は、しっかりと準備しておくことをおすすめしますよ。

ロマンスカーの特別感が減ったという声も

鉄道ファンや利用者からは、「ロマンスカーの象徴的サービスがなくなった」「非日常感が減った」という惜しむ声も多いとされています。

車内で買う愉しみが失われてしまったのは、やはり寂しいですよね。

「走る喫茶室」という特別な体験は、ロマンスカーならではの魅力だったわけですから。

でも、旅の本質は変わりません

車内販売がなくなったからといって、ロマンスカーでの旅が楽しめなくなったわけではありませんよね。

展望席からの眺めや、快適な座席、そして箱根という素晴らしい目的地は変わりません。

事前に準備をしっかりすれば、むしろ自分の好きなものを持ち込んで楽しめるという見方もできるかもしれませんね。

これからロマンスカーに乗る方への準備アドバイス

車内販売がない今、ロマンスカーに乗る前にどんな準備をしておくといいのでしょうか。

飲み物は必ず用意しましょう

新宿から箱根湯本まで約90分の乗車時間がありますよね。

特に夏場や運動後などは、飲み物を忘れずに準備しておきたいですね。

新宿駅にはコンビニや売店がありますので、乗車前に購入できますよ。

軽食やお菓子もあると便利です

旅の気分を盛り上げるために、お気に入りのお菓子や軽食を持ち込むのもおすすめです。

ただし、においの強いものや音が出やすいものは他の乗客への配慮として避けた方がいいかもしれませんね。

車内での飲食マナーも大切です

ロマンスカーは特急列車ですので、飲食は基本的に問題ありません。

でも、周りの方への配慮を忘れずに、静かに楽しみたいですよね。

ゴミは必ず持ち帰るようにしましょう。

まとめ:車内販売はないけれど魅力は変わらない

ロマンスカーの車内販売は、2021年3月12日をもって72年間の歴史に幕を閉じました。

「走る喫茶室」として親しまれたシートサービスから、ワゴンサービスまで、多くの人に愛されてきたサービスだったんですね。

コロナ禍や鉄道業界全体の流れの中で廃止となったのは、時代の変化として受け止めるしかないのかもしれません。

現在は全列車で車内販売がありませんので、乗車前に飲み物や軽食を準備しておく必要がありますよね。

でも、展望席からの素晴らしい眺めや、快適な座席、そして箱根という魅力的な目的地は変わりません。

車内販売がなくても、ロマンスカーでの旅は十分に楽しめると思いますよ。

箱根旅行を計画されている方は、ぜひこの記事を参考に事前準備をして、快適なロマンスカーの旅を楽しんでくださいね。

かつての「走る喫茶室」の思い出を胸に、新しい時代のロマンスカーの魅力を見つけていくのも素敵だと思いませんか?