遊びと娯楽

アニメなどの最終回を観た後の喪失感。どう乗り越える?

こんにちは、りっこです。

アニメの最終回を観た後って、喪失感ハンパなくないですか?

 

アニメに限らずなんですけど…、

 

すごい良い!と思った小説や映画、漫画、ドラマなんかでも、最後まで観終わった時。

 

「面白かった。素晴らしかった!最高だった…。はぁ…」

 

…となってしまうのです。

 

最近、忘れていたこんな気持ちなのですが、最近アニメのジョジョの5部を観て、久々にこんな気持ちを味わいました。

 

ので!この喪失感、しんどさ、虚無感に向き合う術を考えてみみました。

 

 

 

アニメなどの最終回を観た後の喪失感とは何なのか?

何なのですか。この気持ちは。
逆に聞きたいくらいです。

 

アニメ、漫画、小説、ドラマ、映画など、とても良いと思った作品に出合い、しばらく没頭し、そして最後を迎える。

 

最終回や終わりを迎えた時の、喪失感、虚無感がある。

 

人によってどんな作品に心が動かされ、心を乱され、喪失感を感じるかは、異なると思います。

 

私は、日常系のアニメなどを観て、観終わった後喪失感を感じることはほぼないのですが、ネットで調べてみると日常系アニメに喪失感を感じる人も結構いるみたいですね。

 

 

なんとなく「喪失感」という言葉を当てはめているこの気持ちですが、実はいまいち、”喪失感”という言葉がぴったり合っているのか…は悩ましいところ。

 

 

 

この”喪失感(仮)”を分解してみるとどんな気持ちでしょうか。

 

 

・その作品が終わってしまったことによる純粋な「寂しさ」

 

・その作品の登場人物に感情輸入しすぎて、作品内の出来事に心を痛めたり、思いを馳せてしまうことによる虚無感

 

・物語の「その後」に思いを馳せるしんどさ

 

 

ちょっと、言葉では言い表しずらいですね。

 

そう、私は今、しんどい!(笑)ジョジョ5部のアニメのせいで!
(漫画は読んでいないのでね。)

 

 

おそらく、日常系アニメの終わりに喪失感を感じる人は「寂しさ」が強いのでは?と思います。
日常系のアニメや漫画はまるでずっと続いていくような感覚になりますよね。

 

それが、突然、来週からは放送されないなんて…寂しい!もっと見たい…!という気持ちになります。

なんだろう、夏の終わり、観たいな、日曜日のサザエさんのエンディング、みたいな気持ち。

子供のころ、友達と遊んだ公園で響く5時の鐘みたいな感じ。

 

 

私が最近そんな気持ちになった日常系アニメは「鬼灯の冷徹」かなあ。

アニメを観て好きになって、結局漫画まで久々に買ってしまいましたよ。

 

「喪失感」という程ではなかったけれど、やっぱり「寂しさ」は感じましたね。

 

そして、「感動系」や「シリアス」な作品に寄せる思いとしては、やっぱり作品を好きになり、登場人物に感情輸入してしまい、物語のテーマや、そこから派生する「人生」について、少なからず思いを馳せてしまうからなのでしょう。

 

 

漫画やアニメ、小説などの作品を通して、作品の持つテーマについて深く考えたりすることによって、喪失感、というかしんどさが心にずっしり来るんだと思います。

 

 

こんな風にしんどくなっている視聴者や読者をみたら、作品を創り上げた作者や携わってきた人としては、まさに「してやったり」な感じだろうと思います。

 

そして、私は「してやられた!」って感じ。

 

 

私の感受性は死んでいなかった!

私も、もうアラサー。

 

学生のころは、アニメ漫画がかなり好きで色々観て、読んで楽しんでいました。

でも、作品が終わる度に少ししんどさを感じたりしていました。

 

大人になってからは、やらなければいけないことも多く、そういった自分を喪失感に陥れる可能性のある作品にはあまり手を出さないようにしていたんですよね。

 

「あのアニメ…面白そうだけど、しんどそうだから…やめておこう。」

 

みたいな。

 

そして、そういった作品を避けていたので、しばらくの間、私はこういった、「しんどいや「虚しい」といった感情から離れていたわけです。

 

学生のころは割と、貪欲に面白いアニメや漫画を探し求めていましたが、今は、作品を観たことによって得られるものすら、面倒、と感じて避けていた…というか。

 

一度離れると、虚しくも気持ちの良い「しんどい喪失感」が遠くなれば遠く成る程、触れがたいもののようになっていました。

 

そのため、アニメを観るといっても、気軽にみられるアニメばかり見ていました。

あんまりテーマ性のないやつ。気軽に笑えるやつとかね。

 

面白いけど、今までの経験上、自分が「しんどさ」を感じることのない作品ばかりみていました。

 

それが、まんまと、旦那が「ジョジョの奇妙な物語」が好きなばっかりに一緒に観始めて、ハマってしまった…。

 

そして、5部最終回を観終えて、しんどさを味わっているわけです。

 

しかも、最終回を観るまえから、「しんどい」ことはわかりきっていたので…録画したジョジョ5部を1週間も観ずに寝かせてしまったよ!(笑)

(3部もしんどかった。4部はスッキリとした気分になった…。)

 

 

で、久々のしんどさに、気づいたわけです。

 

 

「私の感受性、まだまだ生きていたんだ…」ということに!

(大げさですか?)

 

 

 

しんどくはある。

でも、それは少し嬉しいことでもあるような気がしました。

 

 

人によってはアニメや漫画の最終回ごときで喪失感を感じるなんてバカなの?
って思う人もいるかもしれません。

 

 

それはそれで、純粋に「楽しかった!最高!」で終われるのだから良いことだと思うけれど…。

 

素敵な作品に出合い、その作品に思いを巡らす時間もまた、しんどいけれど、良いものだと思います。

 

このしんどさは、人生のスパイスであるかもしれませんね。

 

 

良い作品を観た後のしんどさの乗り越えかた

では、このしんどさ、どうしたら乗り越えることができるのでしょうか??

 

 

・もう一度、作品を1から見直す

・ネットでその作品の色々な人の考察や感想を観る

・友達、家族とおしゃべりする。

・自分の創作活動などに活かす

・しんどさを受け入れる

 

 

もう一度作品を観なおす、というのは私もよくやります。

これは純粋に楽しいです。

 

 

「ああ!ここは伏線だったのか!」とか色々気づく点があって面白いです。
作品への理解が深まり、さらに作品が好きになります。

 

2週目を観終えたときのしんどさは、しんどいながらも、受け入れ安くなります。

 

 

次に、他の人の感想が気になってネットで見て見たりします。

 

自分の好きになった作品は他の人はどんな風にみたのだろう?
身近に感想を分かち合える人がいればいいけれど、そうではない場合はネットで感想なんかも観ちゃいますね。

 

 

「そんな見方もあったのか!」

 

 

と新たな発見があり、それはそれで面白いです。

 

…ただし、自分とは異なる意見を受け流せない人には向いていないかもです。

 

 

 

友達や家族と普段通りおしゃべりをすることによって、素敵な作品に寄せていた心を少しずつ日常生活に取り戻す、という方法もアリですね。

 

ただ、あまりに「しんどさ」が深いと、誰と会話していてもなんとなく上の空になってしまうことも・・・!

 

 

「自分の創作活動」に活かす…というのは。
今では趣味で小説を書いてネットに公開している人も多いですよね。
素敵な作品を「パクル」のではなく、自分の心のなかでそのしんどさを噛みしめた先は、自身の創作活動の肥やしになるはず。

 

というか…「創作活動」なんて大きなことじゃなくてもいいと思うんですよね。

 

別にいきなり小説がかけるようになるわけでもないですし。

 

誰にも公開しない日記などでも良いから、自分がその作品を観て感じたこと、思ったこと、しんどい心の内を、どこかに書いたらいいのかも。

 

それは、絵でも良いし、文章でも良いんだと思います。

 

素敵な作品を観たということは、その作品を自分の中にインプットしたということ。

 

アウトプットをしないから、自分の中に膨れ上がりしんどくなっているんだと思います。

アウトプットをすれば少ししんどさが楽になるんじゃないかな、と思います。

 

私は、こんなブログの記事を書いているだけですが、今まさに、少ししんどさが和らぎつつあるのを、感じています。

 

 

そして最後は「しんどさ」を受け入れる(笑)

 

もはや解決方法ではないのですが…

 

さすがに作品を観た後のしんどさ、喪失感を1年も2年も感じるのは、もはや「鬱」というレベルでちょっ

と問題を感じます。

 

が、このしんどさ、日に日に薄れていくものです。

 

寂しくも感じますが薄れていきます。

 

だから「喪失感」や「しんどい」を感じている今は、そのしんどさを受け入れながら、ぼんやりとその作品に思いを巡らせて無駄に時間を過ごすのも、悪くはない…かな、と思います!

(そのせいで、このブログ3日も更新できなかったんですけどね!w)

 

 

アニメ、漫画などの読後の喪失感について まとめ

 

小説とかアニメとか漫画とか映画や、舞台作品も、創れる人は本当にすごいな、と思います。

 

見ず知らずの人が作った作品に、こうして心を奪われてしまうんだから、なんだか恐ろしいですね。

 

久々に、こういった「しんどさ」を感じてみて。

 

やっぱりたまにはこういうのも悪くないな、と思いました^^

 

 

ちなみに、興味のある人はいないかもしれませんが、私が最近喪失感を感じた作品はというと…

 

・ジョジョ5部(アニメ)

・7SEEDS(漫画)(しかし読後は前向きな気持ちになった)

・私を離さないで(小説 カズオ・イシグロ著)

・キャッツ(ミュージカル)(←しかしこれはエンドレスに楽しんでいる)

 

 

 

ちなみに…私、HUNTER×HUNTERが大好きなのですが、中々完結しないおかげで、もどかしさは感じるものの…ハンターハンターに喪失感を感じるのはずっと先になりそうですね!
むしろ、最終回が観るまでは死ねないって感じ。

 

良い作品を観終わったあとの喪失感は中々しんどいものですが、それも含めてこれからも、素敵な作品に出合っていきたいなあ…と思っています。

コメント1件

  1. やかまし村のママ より:

    最終回の喪失感について、共感しかありません!
    実は最近ネット小説の最終回を読みながら、途中過呼吸気味になってしまいました。過去にもテレビドラマ、アニメで度々あり、感動しやすい、後を引く性格、位に思っていました。色々あり、二十年程、好きなタイプの映画、ドラマ、アニメなどに触れないようにしてきました。
    しかし最近そろそろ好きなことに向き合おう、と解禁。
    ところが……以前より最終回反応が酷くなっていました。エンドロール手前で過呼吸で外へ飛び出してしまったり。年齢的な鬱症状なのか……とも。
    そこでこちらの記事を見つけ、私だけじゃなかった!!と少し安心しているところです。
    こういうあまり人に相談できないことでも放置すると苦しいものです。記事にして下さって有り難うございました。

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20代後半アラサー大人女子です。
大人女子?ええ、もちろん、大人☆女子です。
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