名前を呼べない心理とは？友達ですら呼べないのは病気？克服できるのか？

こんにちは、りっこです。

あまり一般的には理解されがたい悩みがありました。

 

それは、
「人の名前を呼べない」という病気です。

 

病気かはわかりませんが、病気ということにしましょう。

 

今は比較的、「人の名前を呼べない病」は少しづつ薄れてきていますが、
確実に「人の名前を呼べない」気持ちは私の中にあります。

 

今回は、どうして人の名前を呼べないんだろう？と考えてみたことと、
今は名前を呼べる人達にはどうやって呼べるようになったのか思い返し、
人の名前を呼べない病気、克服方法について考えてみます。

 

 

人の名前が呼べない心理とは？

どうして人の名前を呼ぶのが苦手なのか…。
自分自身にとっても不思議ではあります。

自分の胸に手を当てて考えてみると…

・私のようなものがその人の名前を呼んで不愉快にならないだろうか…という不安

・さほど仲良くもないのに慣れ慣れしいと思われないだろうか？

 

・なんとなく照れくさい、恥ずかしい

 

などの理由が挙げられます。

 

生粋の人見知り、というかコミュ障…。

 

私は女性ですが、女友達にの中にもうまく名前を呼べない友達もいましたし、
異性だとより顕著に名前を呼ぶのが苦手です。

 

どうにか、女の子の友達にも男の子のお友達にも、ちゃんと名前で呼べるようになりたい、

 

自然にニックネームなどでフレンドリーに呼べるようになりたい…。

ずっとそう思っていました。

 

友達の名前すら呼べない

私は人見知りなので、初対面の人やまだ仲良くない人の名前を呼べないのはまあ仕方がないことなんだろうと思います。
しかし、仲良くなってしばらくたつお友達の名前すら呼べない人もいるのです。

 

むしろ、好ましく思っている人だから呼べないというのはあるかもしれません。

 

どうでも良い人の名前は呼べます。

学校の先生、仕事関係の人…など。

 

 

相手にどう思われるだろう？悪く思われたらいやだな？そういう心理が働く人の名前がどうも呼べないみたいです。

 

 

名前を呼んでくれない友達をどう思う？

大学時代アルバイトをしていた時、

 

バイト仲間の男の子と一緒に仕事をしていた時に言われた言葉があります。

 

 

「りっこって、人の名前、呼ばないよね。」

 

 

と。

 

 

ドキッとしました。
確かに、私は友達の名前すら呼ばないことが多かったです。
「ねえ」とか「あのさ」とかで呼びかけてなんとなくごまかしている。

 

もちろん自覚はありました。皆みたいに「○○ちゃん」「○○くん」って普通に呼べばいい、明日こそは呼んでみよう。
きっとなんてことないことで、相手も特に気にすることなく返事をしてくれるはずだから…。

 

そう思いながら、バイト仲間や友達の名前を呼べずにいる。そして、そのことが、相手に気づかれてしまった。
指摘させてしまった。そのことが、悲しくて悔しかったです。

 

なんとか、人の名前をちゃんと呼べるようになりたいものの、いつも、なんだか恥ずかしさや照れがあって、
名前を呼ぶ、ただそれだけのことがなぜかできない…。

 

 

私が名前を呼べないことを指摘した友達はどういう気持ちだっただろう？

その子はあっけらかんと言ってたし、その後も別に今まで通りバイト仲間として仲良くしていたけれど、変な子、と思われたかもしれません。

 

 

 

 

それでも日々の生活は、
人の名前をできるだけ呼ばなくてもすむように生活をしてしまいます。

 

高校時代、仲良かったグループの友達の中にもついに名前を呼ばずに卒業してしまった友達もいます。

 

今現在旦那である彼の名前も、結婚するまでの約3年の間ほぼほぼ名前を呼ばずにやり過ごしました。

 

ある時、ふと思ったのです。

もう、コレでよかったのではないかと…。

 

確かに、私は人の名前を呼ぶのが苦手です。
でも、それでも無事に社会人になり、

 

高校時代名前を呼ばずに過ごした友達とも、
大人になった今でも1年に1度は会うくらい仲良くお付き合いをしています。

 

名前を呼ばずに付き合っていた彼とも無事結婚することができました。

 

名前を呼ぶことに抵抗があって
「ねえねえ」とか「ねーえ」とか「あのさー」

とかで対応していても、なんとか人生を運んでいくことができている。

 

もし、私が人の名前を抵抗なく呼べる人間だったなら、
もしかしたら今とは違う人生があったかもしれません。
なんて言ったら、大げさですかね。

 

でも人の名前を呼ぶことができなかった、それだけで人生終わりだ！
と思うほど、絶望するようなことでもないのかもしれませんね。

 

人の名前を呼べるようになるのか？

さて、高校時代、女友達の名前をうまく呼べず、
大学時代、バイト仲間にも「名前呼ばないよね」と指摘され、
彼氏の名前も禄に呼べなかった私ですが…。

 

実は今は比較的名前を呼べています。

といっても呼べるようになった名前は限定的。

①職場の人の名前
②旦那の名前

 

この二つに関しては、なんの抵抗もなく呼ぶことができています。

 

職場の人の名前は基本的に苗字＋さんのみなので最もハードルの低い呼び名です。

それに、仕事場では名前を呼ばずに仕事を遂行するのは中々難しいのです。

 

わからないことがあり、先輩や上司に質問するとき
「ねえねえ」と行くわけにはいきません。
「あのー、すみません」はアリだとは思いますが、
１日に何度か質問するのに名前も呼ばずに「あの、すみません」を連呼するわけにはいきません。

 

あと、職場ではなぜか照れくささなどは全くありませんでした。
「私なんかが名前を呼んで…」と卑屈なことを考える暇もないくらい、

 

必要に迫られて話しかけるから名前を呼ぶ抵抗がなくなります。
そして、どんどん慣れていけば、名前を呼ぶのは楽勝になりました。

 

 

 

次に旦那です。
結婚するまでは、ほとんど名前を呼んだことはありませんでした。
名前を呼んだとしても苗字＋さんで呼んでいました。

でも、結婚したら苗字が同じになるので苗字呼びは変だし…、
一緒に生活するのに、常に「ねえ」「あのさ」だけで乗り切るのはかなり厳しいかと思ったのです。

 

なので、練習をしました。

最初はおどけながら名前を呼んでみたり、

 

 

冗談風に

「なんて呼んだらいいかな～。
変なニックネーム考えちゃおっかな～」

 

 

 

とか、ふざけながら、何度も何度も名前を呼ぶ練習をしました。

 

すると、こちらもやはり慣れまして、
今や、旦那の名前に呼ぶのに全く抵抗がなくなりました。

 

 

人の名前を呼べないのを克服できるか？

 

本気で、人の名前を呼べるようになりたいのであれば、現状「慣れ」しか方法はないのかな？
とそんな気がしています。

 

私はこの後、同じように、この先の人生で出会う人に対して、

 

名前を呼べないと悩むことが来るかはわかりません。

わかりませんが、そんな時がもしきたら、

 

・極力名前を呼ばなくてもいいや、とやり過ごす

 

または、

 

・名前を呼ぶことができるように、たくさん呼んでみて、「慣れ」ることをめざす

 

この二択になるかな～と思います。

 

人の名前を呼べるようになるために、一人こそこそと練習をしているのは、
なんだか「異常」としか言いようがありませんが…(-_-;)

名前をちゃんと呼べるほうが生きやすいと感じたら…

 

がんばって練習してみたいと思います。