演劇の誘いの断り方。~友達を傷つけずに断る方法を断られる立場から~
こんにちは、りっこです。
演劇をやっている友達がいると、頻繁に、
「今度お芝居に出演するのでぜひ観に来てね♪」
というメールやラインをもらうことがあると思います。
別に都合が悪いわけじゃないけど、行きたくない。
断りたい…。
そんな時に、どんな風に断ったらよいでしょうか?
実は私も小劇場の舞台に立っていたこともあるので、「誘う側だった私」からお話したいと思います。
演劇の誘いの断り方は?
友達に演劇の公演に誘われたけど、なんとなく行きたくない、断りずらい。
別に都合が悪いわけじゃないんだけど…。
その気持ちわかります。
小劇場の公演って、アマチュア劇団なのに、3,000円近くチケット代がかかったりしますよね。
しかも、そこに行くまでの交通費もかかるし、時間だって拘束されます。
劇自体がちゃんと面白いっていうこともありますが、正直内輪ネタなんかもあったりして…うんざりしてしまう、っていうのも…残念なことですがわかります。
でも、断りずらいんですよね…。なんせ相手は友人。
そんな時、どのように断るのが角が経たないでしょうか。
「その日は都合が悪くて…。予定があって…。」
と言っても、演劇の公演期間は3日~1週間ある場合が多いし、どこかしら行けるよね、ってなっちゃうんですよね。
私も今は小劇場の演劇をやっていないのですが、以前の知り合いなどから、連絡がきて、行くこともあれば断ることもあります。
私が断りのメールを入れる場合は…
「ごめんね、ちょっと仕事が忙しくって観に行けないんだ。お芝居、頑張ってね!応援してます!」
と送っています。
私も、小劇場の舞台をやっていた時は、演劇のお誘いメールを送っていました。
来てくれる友達もいれば、断りの連絡を入れてくれる友達もいました。
で、あくまでも、演劇に誘って断られた側の立場としてですが、
断られても、その子を嫌いになることなんて全くありません!!!
むしろ、「断り」の返信を入れてくれたことに感謝するくらい。
スルーされても、私は全く気にしません!
(人によってはチケットノルマが厳しくて、しつこい人とかもいる可能性は否定できませんが、その場合は、その友達の人格を疑いながら堂々と断る)
「断ったら、嫌われちゃうかな。」とかそういう気持ちもわかりますが、
舞台を断っただけでは大切な友達のことは嫌いにならないし、
もし断っただけで嫌ってくる友達なら…もうそれは友達じゃないのでは??
都合の良い人としてチケットノルマの頭数にされているだけでは??
…と思わずにはいられません。
あと、あくまで「私は」ですが、
もしも何度か同じ友達を誘って
「仕事が忙しくて行けないんだ、ごめんね」
と2回~3回断られたら、
「そもそもこの子は演劇には興味ないんだな。」
と思って、それ以降のお芝居のお誘いは控えます。
でもだからと言って嫌いになったということではありません。
それは、ただただ「毎回断らせちゃって申し訳ないな」って思うからです。
断りのメールを入れてくれた友達を嫌いになるなんてことはなく、今後もご飯に行ったり、遊びにいったりなど友達付き合いは続けたいと思いますよ。
もしも、今回は行きたくないけど、また機会があれば行きたい、と本心で思っているのであれば…
「今回はいけないけど、また次回誘ってね!」
と書き添えて置けば、また誘ってもらえますし、できれば誘ってほしくない場合は、次回の事は書かずに、
「ごめんね。その時期はちょっと忙しいんだ…。観に行けないけどがんばってね!」
とだけ返しておけば相手が傷つくことはないのかな、と思います。
それか…もし、すぐに断るのが気が引けるというのであれば、
一旦は、
「ちょっと先のことで都合がわからないから、また連絡するね!」
と返信しておいて、
1~2週間後に
「ごめん…!ちょっと今回は行けそうにないみたい…。
折角誘ってくれたのに、ごめんね!」
と返信する…というのはどうでしょうか。
コレなら、真剣に考えてくれたんだな、招待した方に思わせることができると思います。
(ただ、次回の誘いもくる可能性は高くなりますが)
まあ…基本的にはスルーでも良いと思います。
自主公演へのお誘いメールを送ってくる友達はたくさんの人に送っているので、
どこかのお店のDMを受信したくらいの感覚でスルーをしても、人間関係が壊れることはないのかな、と思います。
自主公演のお誘いの断り方まとめ
まずは、以前、小劇場の舞台に立っていたこともある立場から、こんなことで、悩ませてしまって申し訳ございません。と謝らせてください。
小劇場のお芝居でも面白いものってたくさんあります。
でも、それ以上につまらないもの、自己満足では?と言わざるを得ないものが多すぎるのも現実。
結局、出演する役者が友達や家族にチケットを売って、なんとか公演を続けて…という、ある狭いコミュニティでお金が循環しているだけ…
というのが残念ながら今の日本の小劇場文化の大半だと思います。
もちろん、劇団の人たちは、お客さんに面白いものを届けたい、と日々稽古を積み重ね、努力をしていることは間違いありません。
でも、だからと言って、出演者である友達に誘われたら、行かなきゃいけない理由はありません。
行きたくないときは、堂々と断っても、友達はたぶんたくさんの人に招待メールを送っているので、断られ慣れしています。
スルーもされ慣れています。
なので、安心して断って欲しいと思います。
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