笑うお産を読んだ感想!出産に対して少し前向きになれたかも!
こんにちは、りっこです。
もうそろそろ予定日まで100日を切りそうです。
「い、いよいよか…。出産、やっぱり痛いんだろうか。」
と不安感も出てきました。
そして、少しでもそんな不安を取り除きたいと手に取ったのが「笑うお産」という本です。
(電子書籍で読みました。)
全ての内容を100%受け入れられる、という訳ではなかったのですが、出産に対して、少し「楽しみだな」という気持ちになれました!
今回は池上明先生の「笑うお産」の感想をレビューしたいと思います。
笑うお産ってどんな本?
(電子書籍の方が安いから、電子書籍でよみました!)
「お産に対してどんなイメージがありますか?」
と、まずこの本は問いかけてきます。
私もそうですが、ほとんどの人が「人生で一番痛いもの。怖い」というイメージを持っているのではないでしょうか??
鼻の穴からスイカを出す、とか…。
無痛分娩を予定している私でさえ、陣痛はどんな感じだろう?痛いんだろうな。怖いな…。
とビビっているわけです。
「笑うお産」を一言で言うと、
母親である自分とおなかの中の赤ちゃんとの絆を信じて身をゆだねれば、お産は痛いどころか、楽しく、幸せなもので気持ちよさすら感じることができる。というものです。
本の中には、たくさんの先輩ママたちの、「笑うお産」の体験談が登場します。
また、赤ちゃんたちの胎内記憶や、お腹の中に来る前の記憶のお話が出てきます。
ややスピリチュアルが過ぎる…?
「笑うお産」の本の中には、笑うお産をした女性たちの体験談が出てきます。
そして、「笑うお産」をした人たちはその後の子育てにも影響があり、育てやすかったり、言葉のわからない赤ちゃんの気持ちを汲み取ることができた、というのです。
例えば、赤ちゃんのおしっこやうんちのタイミングがわかった…とか、
また赤ちゃんにもお母さんの気持ちが伝わり、育てやすい子供だった…とか。
もし、本当にそうであれば「笑うお産」チャレンジしない手はありませんよね!!
しかし、先輩ママたちの素晴らしい体験談たちが、100%心の底から純粋に信じ切ることができるかどうか…と私はそこまで純粋な気持ちを持ち合わせていませんでした。
本には色々な人の体験談が出てきます。
(というか本の大半は、体験談でした。)
中には、「そういうこともありそう!」って思うものもあれば「いや…さすがにそれは…本当?」と俄かには信じがたいエピソードもありました。
全てを信じるかどうかは大事なことではないかもしれない
でも、実は全ての体験談を信じるか、信じないかはそれほど重要な事ではないのかもしれません。
「笑うお産」は、妊娠中、お腹の赤ちゃんに語り掛け、また赤ちゃんの声を聴く(感じる)ことが大事。
そして、出産のときは、赤ちゃんの気持ちに耳を傾け、赤ちゃんの思う通りに動いてあげれば、出産は痛いものではなく、楽しいものになる。というものです。
医学的な話では全くありません。
なので、医学的な方法でお産への恐怖を取り除きたい、出産のときの楽な呼吸法を知りたい…。
などという情報を求めているのであれば、この本は特に役に立たない本であると思います。
しかし、胎教や胎内記憶を少しでも信じる気持ちがあって、(私も少しはある。)
お産へ向かう気持ちを楽にしたいというのであれば、面白く読める本じゃないかな、と思います。
胎内記憶や胎教が100%真実かどうかはさておき、「赤ちゃんの生まれる力」を信じて、リラックスした状態で挑むお産と、出産の痛みに恐怖し緊張して挑むお産とであれば、リラックスしていた方が、お産の痛みが軽減されて、楽になる、というのは本当かなと思います。
さらに、自分と赤ちゃんとの絆を信じて、「早く会いたいね。抱っこしてあげたいね」と思いながらお産をすれば、ワクワクするような、楽しいお産になるというのもうなずけます。
赤ちゃんに自分の気持ちが伝わる…思い当たる節あり
そういえば、私も、自分の気持ちが赤ちゃんに伝わっているのではないか?と思うことがありました。
妊娠20週くらいのころ、坂道で思いっきり転んでしまったことがあったのです。
幸い、お腹も腰も打たず、右ひざと右手を派手に擦りむいただけで済みました。
特に腹痛も出血もなかったのですが、
「赤ちゃんは大丈夫だろうか?」とものすごく心配になりました。
ちょうど胎動をはっきりと感じ始めた時期だったので、家に帰って、お腹に手を当てて、赤ちゃんにこう伝えました。
「転んじゃってごめんね。びっくりしたよね。
動いてくれないと心配だよ…。大丈夫なら、ちょっと動いてみて欲しいな…」
…と。
そうしたら、しばらく、力強くお腹を蹴ってくれました。
もしかしたら、偶然かもしれません。たまたまタイミングが合っただけかもしれません。
でも、もしかしたら、私の気持ちを汲み取って、答えてくれたのかもしれません。
本当のことはわかりませんが。
わからないなら、「私の気持ちを汲み取って、答えてくれた」と信じる方がずっと素敵だと思いました。
作者の池上明先生とは?
作者は産科医であり、胎内記憶の第一人者の池上明先生。
(※池上彰ではない。)
産科医の先生でいらっしゃるので、妊娠・出産に関する医学的なことを否定しているわけではまったくありません。
だから、「胎内記憶」や「胎教」など、一見するとスピリチュアルな世界観の内容ではありますが、素直に受け取るこができました。
大事なのは、リラックスして出産を迎えることだし、不安やストレスが、お産を怖いもの、痛いもの、辛いものにしてしまっている、というのもすごく理解できました。
池上先生は、なんと、私も住んでいる横浜で産科医をされているとのこと!(びっくり!)
きっと、人気の先生なんだろうな~。
「笑うお産」以外にも胎内記憶に関する本など色々出版されているので、読んでみても面白いかも~と思っ
ています。
笑うお産を目指して、頑張ってみようと思いました!
実際、自分が笑うお産ができるのかどうか…それはいざ、出産の時を迎えてみないとわかりません…!
でも、折角の妊娠期間。
できればポジティブに楽しく過ごしたい。
お腹のなかの赤ちゃんに、日々話かけたり、赤ちゃんの気持ちを感じようとしてみたりするのは、良いことなんだろうな~と思いました。
妊娠中に食べたくなるものとかも、実は赤ちゃんの意思がある、ということもこの本に書いてあったので、
今日試しに「何食べたい?」と聞いてみました。流石に、すぐに赤ちゃんの気持ちを汲み取ることはできないのか、答えは得られませんでしたが…(笑)
それでも、まだ出産まで100日ほどあるので、我が子に話しかけてあげたいし、もし、赤ちゃんが何かを伝えようとしているのであれば、できるだけ感じ取ってあげたいな、と思います。
そして、いざ陣痛がきたら、
「待ってたよ、一緒にがんばろうね!」
という風に、言ってあげられたらいいなあ…。
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