こたつで寝ると風邪をひくのはなぜ?風邪をひかない方法を熟考中。
こんにちは、りっこです。
冬場に大活躍するこたつ。とっても大好きです。
こたつでアイスやみかんを食べて、うとうとしながらついつい眠ってしまう…。冬のあるあるだと思います。
冬の至福のひと時ですよね。
ですが、こたつで寝ると風邪をひくと聞いたことはありませんか?
また風邪以外にも様々な悪影響があって、最悪の場合死亡事故もあり得るんですって…!
おこたのことは愛しているけど、死にたくはない…。できれば風邪もひきたくないです。
なので、こたつで寝るとなぜ風邪をひいてしまうのかっていうこととその他の悪影響を調べてみました。
そして、そこから、こたつで寝ちゃっても風邪をひかない安全な方法はないか熟考してみた結果を発表します。
こたつで寝ると風邪をひくのはなぜ?
「こたつで寝ると風邪ひくよ!」
とお母さんに叱られた子供時代…。
「はーい…、むにゃむにゃ」
とそれでも寝てしまうのがこたつ。
(なんなら注意してたお母さんだってこたつでうたたねしていたことを私は知っている…)
そもそもなぜこたつで寝ると風邪をひくというのでしょうか?
体はしっかりと温まっているのだから、別に平気じゃない?と思うのですが。
こたつで寝ると風邪をひく理由は体温調節がうまくできないから
こたつで寝ると風邪をひくといわれているのは、
「体の体温調節がうまくできない」ことが最大の原因とされています。
どういうことか、と言いますと、私達人間の体は、体が冷えているときには温めるように働き、体が熱いときには体を冷やすように働くんです。
寒いときに、自然と体が震えるのも、暑いときに汗をかくのもそんな体の機能のなせる技なんですね。
で、こたつに入って、眠っている状況を想像してみましょう。
ほとんどの場合、下半身はしっかりと炬燵の中に入り、上半身はこたつの外に出ているかと思います。
体は、下半身が温かく、上半身は寒いというような状況になっています。
こうなると、体を熱くしよう、冷まそうと判断する我々の脳が
「あれ?今は体を冷やすべき?温めるべき?」
と混乱してしまうのです。
温めるか、冷やすか、わからなくなり、脳は迷い、混乱し、その結果体温調節機能が働かなくなり風邪をひいてしまうのです。
こたつで気持ちよく眠っている自分としては、
自分の体がそんな状態になっているなんて思いもしませんよね。
でも、体は私達の知らないところで大パニック状態らしいのです。
そして、せっかく眠り体勢に入って体を休めようとしているのに、
体は体温調節に忙しく、全然休めない状況になり、結果寝たのに疲れているという事になってしまうのです。
ああ、こたつに適応したNEO人類に私はなりたかった。
こたつで寝ることの悪影響
「風邪をひいてしまうから炬燵で寝るのはだめ」
というのは良くききます。が、中には
「ちょっと風邪をひくくらい構わない。それでも私は炬燵で寝たいんだ。こたつの為なら風邪ぐらいへっちゃらさ」
というおバカさんもいると思います。そう私です。
ちょっと風邪をひくくらいなら我慢する。炬燵で眠る幸せをかみしめたい。
でも、こたつで寝ることの危険について調べてみると、風邪以外にも悪影響があることをしりました。
こたつで寝ると脱水症状になる
こたつで寝ると脱水症状になってしまいます。
これは私、実感あります。
確かにうっかりこたつで長時間寝てしまい、目が覚めたとき、喉が尋常じゃないくらい乾いているときがあります。
喉がカラカラのカサカサ。そして、水が飲みたいのに飲めない…そんな夢を見て目を覚ますのです。
喉が渇いているだけでなく、全体的にとても怠く、息苦しい状態なのです。
立ち上がるとめまいや吐き気まで催すこともあります。そして頭痛もひどい。
こたつで寝ることの至福と引き換えに体中の水分を持っていかれたような気分です。等価交換でしょうか。
こたつで寝ると下半身は常に温まっている状態になります。
そして、体を冷やそうと、汗をかくなどにより体の水分がなくなっていきます。
また発汗以外にも、皮膚や呼吸器から体を冷やすため水分が排出されてしまうんですって。
そのため汗をかいている自覚がなくても、脱水症状を起こしやすくなってしまうのです。
また脱水症状に気づかず、こたつで長時間寝てしまうと…。
脱水症状により、血液がドロドロになり、脳梗塞や心筋梗塞などといった血管がつまり命に影響のある病気になりかねないのです。
ちょっと風邪をひくくらいなら我慢できても、脱水症状になり結果、死ぬのはちょっと遠慮したいところです。
こたつで寝ると肌荒れする
脱水症状になるという、最大のこたつで寝ることのリスクの他にも炬燵で寝るのが良くない理由として肌荒れがあります。
家にいるときは常に炬燵にいるといってもいいこの時期。
炬燵isマイスイートホームともいえる冬。
常に炬燵の中で、こたつの温かさを一身に受ける私の脛はいつも乾燥しています。
乾燥してひび割れのようになっていることすらあります。
こたつは赤外線で温めてくれますが、そもそもこの赤外線による熱が肌によくないとのこと。
そして脱水症状と同じく体の水分が失われていくので、皮膚からも当然水分が失われていきます。
ただでさえ乾燥する冬の時期。そりゃあ炬燵の中で寝てしまったらより乾燥してしまうことでしょう。
こたつで寝るとむくむ
こたつで寝るとむくみという悪影響も出てきます。
脱水症状になるくらい水分が体から失われるというのにどうしてむくむのでしょうか?
調べてみました。
まず、こたつで寝てしまい、体はどうにか体を冷やそうとがんばります。
やがて脱水気味に体がなってきますが、やがて、体温を下げるための汗を作る水分すら不足してきてしまいます。そこで、体が生きることを優先した結果、体温を下げることを何より優先するようになります。
汗を作るため、本当なら尿として排出される予定だった水分を減らし、汗に回そうってわけです。
その時に、「抗利尿ホルモン」というものが大量に分泌されます。
このホルモンは、水分が尿として排出されるのを抑える働きをします。
そんな時に、こたつでの眠りから覚めて、水分を一気に補給すると、抗利尿ホルモンのせいで、摂取した水分が尿として排出されずに体に溜まり、むくみの原因になってしまうんですって。
こたつで寝ても風邪ひかない、安全な方法はあるのか?
こたつで寝るのが良くないことだとはわかりました。良くないどころか最悪だと知りました。
こたつで寝るのはかなりリスクを追う行為なんですね。
しかし、それでもこたつで眠りたいというのが悲しい人間の性だと思うのです。
こたつで寝たい。
こたつで寝るのは気持ちいい。
こたつで寝るのは最高…。
どうにか安全にこたつで微睡むことはできないのか。考えてみました。
こたつで寝ても風邪をひかない方法①こたつにすっぽり入る
下半身のみ炬燵に入ることにより、上半身と下半身の温度差により体温調節が難しくなるというのであれば、
こたつに肩まですっぽりと全身入ればどちらも温かくなるのだから体温調節機能はおかしくならないのではないか?と思いました。
ところが…、よくよく考えてみると。
全身がおこたにより温められると、体は体温を下げようとします。
体温を下げるために、体の水分が使われる→脱水症状になる
常に体を下げるために体ががんばるので休まらない→風邪をひく
という結果になりそうです。
こたつに肩まで入る作戦はダメそう。
こたつで安全に寝る方法②電源を切る
休日の昼下がり。冬。しんしんとした冷たい空気が部屋にあふれている。
冬の寒さに耐えかねて炬燵の電源を入れる。
ゆっくりとテレビを見ながらアイスを食べる。アイスを食べ終わり、ごろごろとしていると、
やがて、どこからかぼんやりとした眠気がやってくる…。
ああ、なんだか眠たい。このまま炬燵で眠ってしまおう。
こたつに足を入れたまま体を横たえる…。
意識が遠のく。薄れゆく意識のなか、手探りでこたつの電源を探す。
最後の力を振り絞り、電源をオフに…。
これなら、こたつで眠ってしまったとしても、電源が切れているので体温調節機能がバグを起こすことはないでしょう。
安心して炬燵で微睡むことができます。
こたつを消してもしばらくは暖かく、きっと気持ちの良い眠りに入ることができます。
しかし、それから30分後、だんだんと冷えてきた炬燵で寒さにより目覚めることになりますが。
まあ昼寝としてはちょうど良いかと思います。
寒さで目覚めない人は多分、風邪をひくと思います。
また湯たんぽを用意しておき、こたつの電源をオフにした余力で炬燵の中に放り込むと暖かさが持続し、よりゆっくり眠れると思いますがいかがでしょうか。
こたつで寝るのはやっぱりダメ。
やっぱり、どうにか炬燵で眠りたいけれどこたつで寝るのは百害あって一利なし。
得られるのはこたつで微睡むという心地よさだけ。
そしてその心地よさの後には、風邪や脱水症状などが待っています。
こたつで寝るのはホドホドに。
夜はベッドやお布団で寝るのがやっぱりベストなんですよね。
炬燵も最高ですが、ベッドやお布団も中々よいもんですよ。
ベッド、最高ですよ。背中が痛くならない。こたつだと背中や腰がやっぱり痛くなりますもん。
コタツで温まり過ぎた体で少しひんやりしているベッドに潜るのがまた最高なんですよ。これぞ冬って感じですよ。
でも冬場、炬燵で寝る誘惑に負けてしまいそうなときはペットボトルの水でもすぐ近くに置いて、
水分補給を速やかにできるようにしたいと思います。
もし、こたつで寝ても全然リスクのない安全な方法があったら、ぜひ教えてください。
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