三河屋旅館へのアクセス。徒歩で行ったら地獄の坂が待っていた話
こんにちはりっこです。
先日出かけた一泊二日の箱根旅行。旅館は色々悩んだ末小涌谷にある「三河屋旅館」へ泊りました。
三河屋旅館へ行くににはバスで「蓬莱園」駅下車か、小涌谷駅から徒歩という手段もあります。
るるぶで見たときには最寄り駅である小涌谷駅から徒歩20分と書いてあったので、
「まあ20分なら歩けるかな♪」
と思って、歩いてみました。
小涌谷駅からの三河屋旅館までの徒歩ルートを写真付きで紹介します。
結構、過酷な道のりになりますのでお覚悟ください。
三河屋温泉旅館へのアクセス方法!
三河屋温泉旅館へ行くには、
(箱根湯本駅から乗車約20分 小涌谷駅より乗車約5分)
・箱根登山線小涌谷駅より徒歩20分
残念ながら三河屋温泉旅館からの送迎バスや車は出ていないので、宿へは自力でたどり着く必要がありました。
徒歩20分くらいなら、季節も良いし歩けるんじゃない??というわけで、私達は今回小涌谷駅から徒歩で三河屋温泉旅館を目指すことにしたのです。
その時はその先の、中々過酷な道のりをその時は知る由もありませんでした…。
三河屋温泉旅館の最寄り駅より徒歩で向かいました。
三河屋温泉旅館の最寄り駅である、箱根登山線の「小涌谷駅」
ちょうど、箱根彫刻の森美術館を観光していた後なので、一駅で小涌谷駅までたどり着くことができました。
バス停探すのも面倒だし、20分くらいだし、がんばって歩こう!というわけで、どの道を歩けばいいのか、マップを見たり、スマホを駆使したりして探します。
見つかりました↓↓
はい、この道です。
小涌谷駅を出て、左に少しあるき、道路を渡った左手前にある道です。
他の道路にはない◎がたくさんあるコンクリートの道が、三河屋旅館へ続く道です。
写真の通り、「金型はこね荘」と書かれた看板が右手にあり、
見切れていますが、左手には小涌谷のマップの看板(いまいち読みにくい)がありました。
この道をただただ道なりに20分進むと三河屋旅館へたどり着くことができます。
ただただまっすぐ。最初はそこそこ急な坂を上っていきます。
この坂、結構長いです。というか、三河屋旅館までほぼほぼ坂道です。
そして中々の傾斜。
坂の多い横浜の街で生まれ育った、比較的「坂道」に慣れている私もちょっときついな、と感じる坂道がずっと続きます。
道は綺麗にまっすぐというわけではありませんが、特に分かれ道はなく、道なりに進んでいきます。
途中左手に「金型はこね荘入口」という看板がありますが、そこにはわき目も触れず、まっすぐ進んでいきます。
もちろん坂道です。
さらにしばらく進むと、T字路?が出てきますが、こちらも右折せずにまっすぐ進みます。
「箱根小涌園 美山楓林」への矢印と同じ方向へ進みます。
もちろん、坂道です。
このあたりで「本当に三河屋旅館へたどり着くのだろうか?」
そんな不安が出てきます。
箱根彫刻の森美術館で階段を上り下りしまくって疲れた足にはこの坂道はかなり辛かったです。
ただ、このあたりになると、最初の坂道に比べれば大分緩やかになってきます。
でも坂道です。
しばらく進むと右手に「蓬莱園」が見えてきます。
四季折々の自然が楽しめる庭園。
紅葉の時期に散歩をしたらすごく楽しいことでしょう。美しい自然に心も癒されるのでしょう。
ですが、ここまでたどり着いた私達は、もはや散歩したい、という気持ちではありませんでした。
散歩ならもう10分以上前、小涌谷駅を旅立った頃より始まっていたのですから。
ひたすら坂道を登るという散歩です。疲れ切っていました。
「金型はこね荘」や「美山楓林」「蓬莱園」など、色々な小涌谷周辺のスポットが道すがらに現れていく度に、
いまだに三河屋旅館にたどり着かない私達はなんだか取り残されているようなそんな寂しささえ感じてしまいます。
そして、この蓬莱園のところから進むべき直進の道を眺めると…。
「地獄のような坂道」が目の前にありました。
「え、こ、コレ登るの…?」
「う、うん。登るみたい…。でも登ればすぐ三河屋旅館に着くはずだよ!」
「あと少しだよ」
励ましあいながら地獄のような坂道を登っていきます。
そんな地獄坂(勝手に命名)を登り切った先に私達を待ち構えていたものとは…
ハイ!
じ、地獄のような階段でした。
「まじかよ。」
そう、つぶやかずにはいられませんでした。
普段階段はよく登っている。
自宅の最寄り駅から家にたどり着くまでに、84段にもわたる階段を毎日登っているから。
しかし、緩急さまざまな坂道に苦しめられた私達にとどめのように差し出された、地獄のような階段。地獄階段。最後の試練。
これはかなりきつかった。
ああ、バスで行けばよかった。
汗ばむ額を手の甲で拭いながら、そう思わずにはいられませんでした。
ここまで歩き、温まった身体。「早く温泉に浸かりたい」という気持ちは「早くシャワーを浴びたい」そんな気持ちに変わっていました。
そして、ついに、この地獄階段を登り切り、私達を待っていたのは…
階段を登り切り、目の前の道路をの先、「三河屋温泉旅館」がようやくお目見えしましたっ!
ついにたどり着いた三河屋旅館…!!
旅館の建物の前にはまたも私達にとどめを刺すかのごとく、階段がありました。
しかし、実際旅館が見えているのでここの階段は全く苦にならず、すぐに登れました。
階段を上ると、旅館の仲居さんが、お出迎えをしてくれました。
無事、三河屋旅館に到着することができました。めでたし、めでたし…。
三河屋旅館へ行くならバスがおすすめ
コレはもうバスで行くべきでした。
完全にバスで行くべきでした。
徒歩という選択肢がそもそも間違いでした。
箱根登山バスのバス停の「蓬莱園」が一番近いバス停にはなりますが、
その他箱根登山バスの「ユネッサン前」(その名の通り箱根ユネッサンの入口のバス停)や小涌園というバス停でもそこそこ近くまで行きます。
「蓬莱園」へたどり着けるバスとタイミングが合わなくても、こちらの付近のバス停まででもバスで行くほうが賢いかと思われます。
人数が多ければタクシーでも良いでしょう。
徒歩、徒歩だけは結構きついです。
特に観光で歩き回っていない、万全の状態であれば大した道のりではありませんが、遊び疲れた体には中々大変でした。
あと、例えば一緒に行ったのが自分の母だったりした場合は無理だったな、と思います。
平坦な道であれば徒歩20分なんて大したことありませんが、ほぼ20分ずっと坂。そして階段、という結構険しい道のりです。
徒歩で行くのよほど体力に自身がある人以外、徒歩で三河屋旅館へいくのは全力でおすすめできません。
やっぱバスだわ。文明の利器に頼るべきですわ。
さて、次回は苦労してたどり着いた三河屋旅館の温泉や料理などの感想を書きたいと思います!
書きました!↓
地獄の坂は大変でしたが、箱根旅行は楽しかったです。
そんな車なしで出かけた箱根旅行の記事はこちらにまとめてみました↓
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