健康

背中の湿疹にステロイド?危険性や副作用への注意点が知りたい!

背中が痒い!!

私の背中に湿疹ができてから、1週間が経ちました。
ユースキンや、メンソレータムのかゆみ止めの薬など、市販の薬では全く効果が得られず…。
仕方がないので、皮膚科へ行ってきましたよ。

 

そこで処方されたお薬が、ステロイド系の塗り薬。

 

「ステロイド」ってなんだかちょっと怖い?不安…。

 

そう思って色々と調べてみたら、ステロイドについて、勘違いがあったことがわかりました!

 

今回は、皮膚科でステロイドを処方されたので、ステロイドの危険性や副作用について調べてみたので報告します!

 

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背中の湿疹でステロイドを処方された!

背中の痒みを感じたのは、1週間前、海に出かけて花火大会へ行った日の夜からでした。

 

最初は日焼けかな~?くらいに思っていたのですが、
痒みはおさまることはなく、日に日に増していくばかり…。

 

そもそも「日焼け」かと想像してみたものの、海にいたのは2時間くらい、ずっとラッシュガードを着ていたし、日焼けの可能性は考えにくい。
花火大会では長時間外にいて、大分汗をかき、汗を拭けない状況だったから、

 

あせもや汗かぶれの可能性もあるかな、そう思い皮膚科へ行きました。

 

症状としては、とにかく痒い!でも見た目は赤くなったりせず、
手で触るとボツボツしているのがわかる程度でぱっと見は湿疹しているかわからない程度の地味なものです。

でも、夜痒さで目が覚めてしまうくらいには、かゆい!

 

 

皮膚科の先生曰く

 

 

「湿疹だね。まあ、夏は汗とかで湿疹は出やすいからね。寝不足とかでも出るからね。
とりあえず、塗り薬と、飲み薬を出しておきますね。
繰り返すようなら、アレルギーの検査してみましょう」

 

いくら皮膚科の先生と言えど、地味な湿疹は見ただけじゃ「湿疹」としかわからないんだな~。と思った瞬間でした。
薬を塗って、しばらく様子をみて、1週間たっても良くならなければ、詳しく調べてみましょう、ということでした。

 

 

というわけで頂いた処方箋をもって、薬局へ

 

 

 

 

薬剤師さん「飲み薬は…と、ステロイド系の軟膏 アンフラベートですね、1日2回塗ってください。」

 

 

 

え、ステロイド??

 

 

ステロイドって、アトピーの人が使う薬?

 

 

私、ただの背中が湿疹で痒いだけなんですけど…?

 

 

そんな恐ろし気な塗り薬、使うの??

 

 

と、ちょっと不安になったのです。

 

 

今までステロイド系の軟膏には縁がなかった私。
ステロイド=アトピーくらいに思っていました。

 

でも、調べてみたところ、ステロイドはアトピーだけに関わらず、医療の色々な場面で使われているとのこと。

軟膏だけじゃなくって、点滴としても使われているんですって。

命が係わるような病気にも使われていたり、アトピーと言わずとも、私のようにただ湿疹が出ている人にも処方される、意外とポピュラーな薬だったのです。

 

 

ステロイド軟膏にも強さが色々ある。

 

「ステロイド軟こう」と一口に言っても、色々な種類があります。
今回私が処方されたのは「アンフラベート0.05%クリーム」という軟膏でした。

 

 

ふーん、まあ、私程度の湿疹に処方されたステロイドなら大したことないんだろうな…。

 

と、軽い気持ちで調べたのですが…。

 

最強…デルモベート、ソルベガ、ジフラール、ダイアコート

とても強い…フルメタ、アンフラベート、アンテベート、トプシム、シマロン、リンデロンDP、マイザー、ビスダーム、ネリゾナ、テクスメテン、パンデル

強い…エクラー、メサデルム、ザルックス、ボアラ、アドコルチン、リンデロンV、ベトネベート、トクダームテープ、プロパデルム、フルコート、

普通…リドメックス、ケナコルトA、レダコート、アルメタ、キンダベート、ロコイド

弱い…オイラゾンD、プレドニゾロン、ドレニゾンテープ

 

と、強さの格付けがあるんです。呪文のよう。

 

 

アンフラベートの強さはどのくらいかな?まあ大したことないかな…。と思いきや

 

 

あれ?私の処方された、アンテベートはなんと「とても強い」ランクにいるではありませんか。

 

私ごときの、地味な湿疹で、「とても強い」レベルの軟膏が処方されるの…?

と疑問に思い、ちょっと調べてみると、

 

体の部位によって、ステロイドの吸収率というのがあるそうです。
吸収率が高いところは「頬」などが挙げられます。
それに対して「背中」は吸収率が低いとのこと。

 

背中は吸収率が低いので、強めのステロイドで大丈夫、むしろ強めじゃないと効き目が弱くなってしまうんだとか。

 

背中に、「とても強い」レベルのステロイドは珍しいことじゃないようです。

 

 

ステロイドの危険性は?

ステロイドについて、色々と調べてみましたが、よくよく考えてみると、

 

「ステロイド=怖い、危険、やばい、副作用が強い」

 

みたいに拒否反応を起こしてしまいましたが、

 

そもそもなんでステロイドは危険だと思っていたのか、自分でも理由はわかりません。

 

ただ漠然と、ステロイドはなんだか強くて怖い薬。副作用がヤバイらしいし、

 

使ったら永遠、ステロイド輪廻にはまり、一生ステロイドなしじゃ生きていけない体になる。
と思っていました。

 

 

…が、実はそれって勘違いだったみたいです。

 

 

ステロイドの危険性の勘違い①ステロイドが手放せなくなる??

ステロイドを治療に使う代表的な皮膚の病気といえば「アトピー」ですよね。

ステロイドは、アトピーを根本的に治してくれるお薬ではなく、肌のかゆみや炎症を抑えてくれるお薬です。

 

そのため、

 

 

アトピーで炎症が出る→ステロイドを塗る→治ってきたから止める→アトピー再発→ステロイドを塗る

 

 

という風にループしてしまいます。

 

でもこれって、ステロイドを塗ったからアトピーが再発しているっていうわけではなく、根本的な肌質としてアトピー体質なのでアトピー繰り返してしまうのは仕方のないことなんですって。

 

 

ステロイドを塗らずに他の薬を使ったとしても、

 

アトピー→ステロイド以外の薬→アトピー→ステロイド以外の薬

 

となってしまうだけの事。むしろステロイドの薬は良く効くので、ステロイドじゃない薬ならそもそも改善すらしない可能性も…?

 

 

確かに、アトピーで長年苦しんでいる人からすれば、ステロイドを必死に塗っているのに、全然良くならないし、
良くなっても再発するのは、ステロイドがいけないんだ、と思ってしまうのは仕方のないことかもしれません。

 

 

でも、ステロイドループにハマるのは、ステロイドのせいではないということが理解できました。

 

 

ステロイドの危険性の勘違い②肌が黒くなる

ステロイドは良くない!派の意見の一つとして「肌が黒くなる」というのがあります。

私も肌が黒く、色素沈着してしまうのは嫌です。

いくらもう、背中の空いたウェディングドレスを着る機会はないとはいえ、
背中は綺麗でいたいものです。

 

 

でもこの「ステロイドで肌が色素沈着してしまう」というのは、これも勘違いなんですって。

 

背中がアトピーや湿疹で痒くなりますよね。

 

そしたら、掻いちゃいますよね。私はいけない、と思いながらも掻いちゃいました。
掻くと、背中の皮膚が傷つきます。

 

その傷は、そのうち治ります。でも傷跡が残ったり、色素沈着してしまいます。

 

背中をかきむしる→色素沈着で肌が黒くなる

 

自然な流れですよね。

 

ここにステロイドの存在は関係ないのです。

 

むしろ、ステロイドで炎症を抑えて、かきむしるのを防げたら、色素沈着を予防することにもつながるのです。

 

…ステロイドについて、私、色々誤解していたみたいでした。
心から、ステロイドに謝りたい。ごめんなさいと。

 

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ステロイドの副作用は?

じゃあ、ステロイドは全く危険じゃない、神の万能薬なのか!すごいっ!

 

と思いきや、そういうわけにもいきません(-_-;)

 

ステロイドはとても良く効くお薬。よく効くお薬には副作用がつきものです。

 

 

ステロイドにどんな副作用があるかというと…。

 

①毛が濃くなる

②毛細血管が拡張される

③ニキビができやすくなる

④皮膚が薄くなる
⑤感染症には逆効果

 

 

といった、副作用があります。でもこの副作用も軟膏の場合はステロイドを塗っている部分だけにおこる可能性がある副作用です。

 

 

毛が濃くなるのは…地味に嫌だな、と思いました。(この副作用もあって、肌が黒くなるという勘違いが発生したのかな?)

感染症(カビや、細菌感染)の場合は、ステロイドによって免疫力が下がり、悪化させる危険性があるようです。

 

 

ステロイド副作用への注意点や正しい塗り方は?

思っていたほど危険ではないステロイドですが、それでも副作用は付き物です。

とはいえ、正しく使っていれば、それほど怯える必要ななさそう。

だから、できるだけ副作用が起こらないように、正しく使ってみようと思います。

 

そのために、どんなことに注意したら良いか調べてみました。

 

①用量用法を守る
用量用法を守るなんて当たり前のこと!

でも、適量ってどのくらい?って悩んだりしませんか?
ステロイド外用薬の適切な量は、人差し指の先端から第一関節くらいの長さでチューブから出した量(約0.5g)で、大人の手のひら2枚分くらいの面積が適量なんですって。

 

私の背中全体だと…チューブ手のひら4つ分くらい?人差し指先端から第一関節までの長さ×2かな…。

 

塗ったあとは少しベタベタ、テカテカするくらいがちょうどよく、サラサラでは足りないくらいです。

 

副作用を恐れて、少な目に塗るとステロイドの効果が得られず治りが良くならないとのこと。

 

 

②治らない&悪化したら病院へ
ステロイドは本当はすごく良く効く薬。
それなのに1週間塗っても治っていかない場合は、ステロイドの強さが足りない、とか、ステロイドでは治らない感染症系の皮膚炎という可能性も考えられます。
そんな場合はできるだけ早めに病院へ行って再診してもらうのがよさそうです。

 

 

ステロイドは怖くなかった!

ステロイドに対して、漠然とした怖いイメ―ジ、危険なイメージを持っていましたが、
いざ、自分が使うことになって調べたら、
怖い薬でないことを知ることができました^^

 

ステロイドを塗って、早く背中の湿疹を治して痒さから逃れたいと思います~^^

ま、万が一、副作用的なものが出たら、報告します(-_-;)

 

→その後、ステロイドを毎日ちゃんと塗ること約1か月と少し。

しっかりと背中の湿疹は治りましたし、ステロイドをやめたら痒みが復活した!ということはありませんでした(*^-^*)

 

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