アウェイクニング(THE AWAKENING)ボードゲームの感想!【ネタバレなし】
こんにちは、りっこです。
先日、夫と二人で、ボードゲームの脱出ゲームを楽しみました!
脱出ゲーム系のボードゲームって何度も繰り返し遊べるものではないから、ちょっと購入するかためらっていたのですが…。
「THE AWAKENING(ジ・アウェイクニング)」はマルチエンディングだし、なんかストーリーとかも面白そうだったし、2人でやってみることにしました!
中々楽しかったです。
今回は、アウェイクニングの感想をネタバレなしでレビューしたいと思います。
※あくまで個人の感想です。
アウェイクニング(THE AWAKENING)はどんなゲーム?
「THE AWAKENING(ジ アウェイクニング)は、ストーリードリブン脱出ゲームのボードゲームです。
価格は3850円
ストーリードリブン脱出ボードゲームというもので、ストーリー重視の脱出ゲームです。
ホラーテイストで、ゲームを進めながら続きがどんどん気になる感じ!
スト―リーの真相が知りたくて、ついつい先を急いでしまいます。
謎を解いたり、選択を迫られたりしながら、場面を進めていき、エンディング(脱出)を目指すというゲームとなってます。
何よりの特徴は、マルチエンディングです。
解いた謎や、選択した内容によって、結末が変わってきます。
なので、1度遊んで終わり、ではなく何度も(といっても限度はありますが…)楽しむことができる、意外にお得なゲームなのです。
また、場面内を自由に探索できるのも魅力のひとつ。
まるで、スマホゲームのような感覚で調べたい所をチェックしていくことができます。
アウェイクニングのストーリーは?
主人公は「サミュエル」という男性。
プレイヤーはこのサミュエルとしてこのゲームを進めていきます。
サミュエルは、妻に先立たれ、一人娘がいる男性です。
(推定40代半ば←私の妄想ですが…。)
そんな大切な一人娘は、2ヶ月の間、眠ったまま目を覚ましません。医者にも原因はわからない…。
検査をしても、娘に異常はなく健康です。
サミュエルは原因を必死に探し、娘を助けだそうとします。
そこでマークという一人の男性に出会います。
マークの息子は、サミュエルの娘と同じような状態になり回復していたのです。
もちろん、サミュエルはマークに色々と聞きますが、マークはまがまがしい本を差し出しました。
そこには、覚醒(アウェイクニング)の儀式が書かれていました。
サミュエルは娘を助けるために、このいかにも怪しい儀式をすることにします…。
さてさてどうなることやら。
というのが物語の始まりです。
私達はサミュエルとなり、色々な場面を探索し、謎を解き、時には決断をして娘を目覚めさせることが目的となります。
アウェイクニングは何人プレイ?
THE AWAKENINGのプレイ人数は1人~4人です。
私は夫と2人で遊びました。
パッケージにはこのように書いてあるのですが、遊んでみた感じ…4人はちょっと厳しいかな。と思いました。
というのも謎が書かれているカードがとにかく小さい!(笑)
そのため、4人で頭を寄せ合って、謎を解いていくのは現実的じゃない気がしました…。
アウェイクニングのプレイ時間は?
THE AWAKENINGのプレイ時間は、180分~360分と書かれています。
最初にプレイしたときは、大体5時間くらいはかかりましたかね・・・。
一度に一気に進めるには中々の時間がかかります。
私は、途中で中断したりして、3回に分けて遊びました。
途中中断できるのは、このくらいの時間がかかってしまうボードゲームとしては助かります。
謎が解けなかったら終わり…?
もし謎が解けなかったら…、物語を先に進めることができずにTHE ENDになってしまうのでしょうか…??
そんな心配も少しはしていました。
しかし、それぞれの謎にはヒントが用意されていますので、ヒントを見れば大体謎を解くことができます。
そして、万が一ヒントを見てもちんぷんかんぷんだった場合、答えを見ることもできてしまうので…。
一応、先に進めることができます。
ただ、そこまで難しい謎はなかったので、ヒントを1~3個見れば心配しなくても解けるはずです。
アウェイクニングの感想
さて、アウェイクニングのボードゲームの概要を説明しましたが、ここからは感想を。
ネタバレには気を付けつつ進めて行きたいと思います。
システムがすごい!
まず、感激したのが、このシステムです。
私は、脱出ゲーム系のボードゲームって初めてプレイしたのですが、こういう風な造りなんだ~と関心しました。
ゲームの手順としては…
- 指定された番号のストーリーを読む
- 場面カードなどそのシーンの設置
- アクショントークンを調べたい所に置き、そこに指定された番号のストーリーを読む
- 謎カードを得る
- 謎カードを指定枚数集めて謎を解く
- 解いた謎によって、アイテムや新たな謎を得たり、次の場面へ進んだりする
- 繰り返す
という感じです。
またボードゲームの他に専用のアプリを使います。
アプリといっても、専用のウェブページですね。
ここで、解いた謎の答えを入力して、合っていれば先に進む指示が出てきます。
最初はこの手順に慣れずに戸惑ってしまいましたがプレイしていくうちにスムーズに先に進めるようになりました。
また、何度かプレイしていて、
「まさか、こんな仕掛けがあったとは…!」
と驚く所もありました。
(ネタバレ回避のために、この辺で留めておきます。)
謎カードが小さい!
先ほどもチラリと振れましたが、謎カードがとにかく小さいです。
2人で見るのにも見にくいくらい小さい。
せめてもう一回り、いや倍くらいの大きさにしてくれると助かるのですが…。
老眼の人はかなり厳しいんじゃないかな、と思います。
謎が解けるか、解けないか、の前に、謎自体が見えないかも。
謎の質は?
謎の質は正直…
「え?これどういう意味?」
って言うのや、
「いやいや…もしコレが答えだったら舐めすぎでしょ!
答えなんかーい!」
みたいな簡単すぎるものも多かったです。
やり応えのある謎がなかったわけではないのですが…
正直、イマイチだったなと感じてしまいました。
ストーリーの完成度が…?
ストーリーの導入は先ほど説明した通り。
一言で言うと
「眠りから覚めない娘を助けるために怪しい儀式を行う、さて、娘を助けられるのか?」
という大前提があり進んでいきます。
エンディングはいくつかあって、その全部を一応見ました。
…見ましたが、イマイチこの物語の全貌というか、真相というか…がわからなかったんですよね。
私の読解力がないだけなのかもしれないので、これから改めてストーリーを読み込んでみようかなとは思っているのですが。
そういった意味で、スッキリとは終わらなかったな、という印象です。
雰囲気的には、私が高校生のときにJKの間ですごく流行っていた携帯ゲーム(スマホがない時代)の「歪みの国のアリス(ナイトメアプロジェクト)」に似ているような感じもするのですが…。
(知っている人いるかな?)
ストーリーの完成度は遠く及ばないって感じ。
ストーリーに感動したり、まさかの結末にドキドキしたり…ということはありませんでした。
エンディングにたどり着くまでは、
「自分は正しい道を選べているかな?」
…とか
「この登場人物の目的は一体なんなんだろう?」
…とか
「娘が眠り続けている原因は…?」
などなど気になることがいっぱいあり、ドキドキもしたのですが、エンディングを全部みてもそれらがスッキリしない…という感じです。
アウェイクニングのレビューまとめ
脱出ゲーム系のボードゲーム「THE AWAKENING」レビューでした。
ストーリーのことなど、あれこれ言いましたが。時間を忘れてプレイして、中々に楽しめました。
全てのエンディングを見たので、もう1回謎解き自体を楽しむには忘れたころにしかできませんが…。
3800円でこのボリュームなら中々コスパの良い買い物だったのではないでしょうか…。
(リアル脱出ゲームとかに遊びに行くともっとお金かかりますしね。
それに、インドア派には中々腰が重い…。)
また、今度は自分がストーリーを読み上げてあげるGMのような立場で友達とかと遊ぶのも楽しいかも。
謎解きに苦戦したり、ゲーム中の選択にアタフタする友達をニヤニヤしながら見守るのです…!
ストーリーは正直、疑問が残る形になってしまいましたが…。
謎を解き終わった今、もう一度ストーリーに重点を置いて、物語を読むような気持ちで読み込んでみたいと思います。
そしたら、新たな魅力に気が付くかもしれません…!
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