木造アパートの住み心地は?一階の騒音や虫など、住んでみて感じたこと。
こんにちは、りっこです。
数日前まで、賃貸の木造アパートの一階に住んでいました。築年数は確か13年くらい。
とてもきれいなアパートで、住み心地もすごく悪いわけではなかったのですが、騒音や虫などはやっぱり…ある!
今回は、木造アパートの1階に二年間住んでみて、住み心地はどんなだった?とか、騒音や虫はどんな感じかを紹介します。
木造アパートの住み心地
木造アパートに住み始めたのは、結婚して旦那と二人で暮らし始めた時です。
私にとっては、実家の戸建てを出て、物心ついてからは初めての賃貸アパート暮らし…。
アパートってやっぱり隣の人や上の人の声や物音が気になるんだろうか?とか、
自分が頑張ってゴキブリ対策をしていても、隣の人がだらしなかったら、ゴキブリは発生してしまうのだろうか…。
家の中で歌は歌えないな…(笑)とかいろいろ不安でした。
そんな不安を抱えつつも、木造アパートの1階にお引っ越し。
今日に至るまで、約2年住みました。
確かに、木造アパートは騒音があったり、害虫が出てしまったりとデメリットはありました。
ですが、全体の住み心地としては、そんなに悪くなかった!というのが大きな感想です。
これから、木造アパートの騒音やゴキブリをはじめとした虫の発生について書いていくわけではあるのですが…。
音などに対して神経質な方ではなく、虫対策も面倒くさがらずできて、多少の虫の侵入は諦めることができる、のであれば、木造アパートは家賃も安いし、そんなに悪くないですよ。
木造アパートの騒音はどんな感じ?
木造アパートの一階に住んでいましたが。騒音は中々のものでした。
2階の人がトイレに入った音
2階の人のドタバタとあるく音
2階の人が階段を上り下りする音(2階は玄関の後に階段があるメゾネットタイプ)
2階の人の暴れる音(笑)(何してるかわからないけどなんかたまにすごい音がした…)
2階の人が窓を開ける音
どこの誰かわからないけど、ドラム?を練習しているっぽい音
なぜかはわからないけど、配管から水が滴る音…
なんでもよく聞こえました。
でも、そんなに古いアパートではなく、施工もそこそこ大きなハウスメーカーだったからか、「声」や「テレビの音」ほとんど聞こえませんでした。
上の人はこどもがいるご家庭だったのですが、赤ちゃんの泣き声などは夏場、窓を開けている時には聞こえたけれど、普段は全く聞こえませんでした。
2階の人が特別うるさい家庭だったのか、子供がいる家庭では大体あれくらいうるさくて、木造だからよく響いていただけなのかはわかりません。
ただ、まあうるさかったですね。ドタバタしていました…。
でも、たぶん私はそれほど気にしない方で、騒音に悩まされて眠れない!ってこともなかったですし、
上の人に騒音のことで苦情を言おう!とも思いませんでした。
むしろ、自分が2階で人に生活音が丸聞こえよりかは1階で他の人に迷惑をかける危険性が少なくてマシだと思ったくらいです。
あ、ちなみに今私は鉄筋コンクリートのマンションの1階に住んでいて、その立地が線路沿いで電車の通る音が聞こえるのですが、
正直、木造アパートに住んでいたころに上の人の騒音より線路沿いの電車の音の方がだいぶマシです。
音に神経質な人だったら…ちょっと木造アパートに住み続けるのは厳しかったかもしれませんね。
木造アパート一階の虫事情
さて、騒音よりも嫌だったのが「虫」です。
私の住んでいた場所が、ほぼ山の上みたいな自然豊かなところだったから、虫はかなり出やすい環境でした。
どんな虫が出たかというと…。
・ゲジゲジ(頻度は少ない、正式名称をゲジというらしい)
・ダンゴムシ(頻度は高い、毎日、数匹と会う)
・クモ(頻度は高い、よく見かける。私は「クモ太郎」という愛称で呼んでいた。)
・見たこともない謎虫
・蛾(頻度は少ない。一番嫌いで泣いた。)
・羽アリが大量発生(1度だけ)
などなど、数多くの虫たちが我が家を訪れてくれました( ;∀;)
2年間、家で出会った虫たちを改めて書き連ねて見ると…なかなか…、よく耐えたな。という感じです。
ゴキブリ対策としては、コンバット(毒餌)を仕込み、網戸などの隙間を隙間テープなどで埋めて…などがんばりました。
それでもおそらく毒餌を食べてくれたのか、ご遺体ではありましたが2匹遭遇してしまいました。
ただ対策のおかげかゴキブリの頻度が少なかったのですが、どうしようもできないのは、その他の虫たちですね。
虫が絶対無理!という人は木造アパートの1階はかなり厳しいかもしれませんね。(立地にもよりますが)
私は、ゴキブリと蛾と羽蟻以外は割と大丈夫です。
蜘蛛は「ゴキブリを食べてくれるからダイジョブ!」と思えば平気でしたし。
(ただ、2回ほど入浴中に風呂場でクモと遭遇!クモに遠慮して風呂を上がるという事態に。)
ゲジゲジに関しては、見た目はもう本当にちょっとアレな感じなのですが…、ネットで「ゲジゲジ」について調べてみると、
「毒があるが微量で人間には害はない。
臆病な性格で自分から人に近づくことはなく、
蜘蛛と同じように他の害虫を食べてくれることから、
実体としては「益虫」ともいえるのだが、その見た目から嫌われている」
みたいな文章を見て、「何その設定!可愛い!」と思いこむことにしました。
なのでゲジゲジを見つけたら、そっとその場を離れて放置していました(笑)
見たこともない謎虫も見て見ぬふり。羽蟻は退治。蛾は旦那に追い出してもらう…。
ダンゴムシはホウキで追い出す。
そんな感じで2年間、虫がたくさん出る木造アパートでの暮らしを耐え抜きました。
最初、ゲジゲジを見かけたときは「ギャー!!」となっていたのですが、
もう最後の方は
「あ、ゲジちゃんだ…。まあいいか。放っておこう」
「あ、クモ太郎だ、ゴキブリとかをしっかり食べてね~」
となっていました。もう完全に虫に慣れたんですね。
ゴキブリ以外の虫に関しては寛容に、「殺さず」の精神のもと追い出したり共存したりしていました。
慣れる自信がない人、虫が視界に入るのが無理!って人には厳しい暮らしかもしれません。
私はなんとか耐えられました(笑)
木造アパートは寒い?
木造アパートについてのデメリットを調べてみると「木造は寒い」という情報も目にしました。
ですが…
「あれ?暖かいぞ!!木造なのに!?」
となったのです。びっくりでした。冬場は、エアコンの暖房だけで凌げました。
自分が住んでいた戸建ての実家より暖かかったかも…。
私実家では、かなり寒がりで、冬場は靴下2枚。パジャマのズボンも2枚。
パジャマの上にユニクロのフリース。さらに湯たんぽをベッドに入れる…。
でも寒くて眠れない、という生粋の寒がりでした。
ですが、木造アパートの1階に引っ越してからというもの、
靴下を履かずとも、フリースを着なくても、湯たんぽが無くても、眠ることができたのです!
木造アパートは気密性が低く、寒いと聞きます。
がしかし!築浅のアパートであれば、木造アパートでもそんなに気になるほど寒くはないのかな、という印象でした。
(私が住んでいたところは築13年なので、築浅と言えるかはきわどいところですが…)
木造アパートの1階に住んでみた感想
住めば都とでも言いましょうか。
騒音もうるさいし、虫も出る。だけど、2年間住んでみて、「騒音」や「虫」を理由に引っ越しをしようと思ったことはありませんでした。
なので、私にとってはそれほど悪い環境ではなかったんだと思います。
ただ感じ方は人それぞれ。
騒音や虫がどうしても無理!って人には木造アパートの1階は中々厳しい環境かもしれません。
でも、木造アパートの1階は家賃もそこそこ安いですし、あまり神経質じゃない人であれば、それほど悪い住み心地ではありませんでしたよ~。
特に私は前のアパートの間取りや見た目のおしゃれさが気に入っていたので、あの住まいはあの住まいでとてもよかったなあと思っています^^
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