シャンプーの選び方~種類や髪質から自分にぴったりの物を選ぶ~
こんにちはりっこです。
きれいな髪の毛の為に、自分に合ったシャンプーを買いたいな~と思うのですが、
今やドラッグストアにも美容院にもネットにも、たくさんのシャンプーが出ていてどれを買おうか迷ってしまいますよね。
人気の高い、一般的に「良いシャンプー」と言われているものが、自分にとって良いシャンプーなのかはわからないですし…。
使えるお金にも限界があるので、高ければよいってものでもない…。
自分の頭皮や髪質にあう、自分にとって良いシャンプーに出会いたい!
そのためには、まず、シャンプーにはどんな種類があって、自分の頭皮や髪の毛にはどのタイプのシャンプーを選ぶべきか、なんとなく方向性を定めたいところ。
そこで、今回は、シャンプーの選び方のコツや、シャンプーの種類ごとの特徴などをまとめてみました!
シャンプーの種類とその特徴
まずは、シャンプーの種類とその特徴について知っておきたいところ。
シャンプーは大きく分けて、3つの種類があります。
- 高級アルコール系・石油系シャンプー
- アミノ酸系シャンプー
- 石けんシャンプー
それぞれの詳しい特徴についてまとめてみました。
高級アルコール系・石油系シャンプーの特徴(弱アルカリ性・弱酸性)
一番一般的なタイプのシャンプーです。
ドラッグストアで手ごろな価格で買えるもの、テレビCMなどをしているシャンプーの多くはこちらの高級アルコール系・石油系のシャンプーになります。
「高級」と聞くと、なんだか材料が効果なものなのかな?と思いますが、「高価な」という高級ではなく「分子が大きい」という意味です。
お値段が安く、泡立ちが良い。シリコンなど、洗い上がりに毛の滑りをよくする成分が含まれていることが多く、香りの持続性が高いものが多いです。
- 泡立ちが良い
- 香りの持続力が高い
- 安価で手に入りやすい
肌に刺激が強い場合が多い。乾燥しやすい
ラウリル硫酸Na ラウレス硫酸Na ラウレス塩酸アンモニウム ラウリル硫酸塩
アミノ酸系シャンプーの特徴(弱酸性)
洗浄成分(界面活性剤)にアミノ酸系の成分を使用しているシャンプーです。
洗浄力がマイルドで、今、一番人気のシャンプー。他のシャンプーより価格が高いものが多いです。
アミノ酸系シャンプーの使い始めは髪の毛がギシギシするなどの違和感があるかもしれません。
でも、それは今まで使用していた石油系シャンプーに含まれていたシリコンが剥がれていくことが原因という可能性もあります。
使い続けていくと、髪のキシキシ感を感じることが少なくなります。
もともとは、洗浄力がマイルドで、弱酸性で髪の毛にも優しいタイプ。
外からコーティングではなく髪の毛を内側を強くするシャンプーです。
洗浄力が弱いので、整髪料をたくさんつけた日や皮脂が多め、べたつきやすい人は2回シャンプーする必要がります。
- 頭皮に優しい
- 髪の毛にも優しい
洗浄力が弱い
ココイルグリシンK,ココイルグルタミン酸、ラウロイルグルタミン酸、グルタミン酸TEA、ヤシ油脂肪酸、グルタミン酸、グリシン、サルコシン、ココイル、ベタイン、メチルタウリン、メチルアラニン
アミノ酸入りシャンプーに注意
アミノ酸系シャンプーとは違い、アミノ酸入りシャンプーは、高級アルコール系シャンプーにアミノ酸が入っているだけ。
なので、成分表の最初の方に「ラウリル硫酸~」「ラウレス硫酸~」という成分がくるものは、高級アルコール系シャンプーなので要注意!
石けんシャンプーの特徴(弱アルカリ性)
石けん素地や脂肪酸カリウムなどが主成分のシャンプー。
優れた洗浄力があり、皮脂が落ちやすい。
また、天然成分の石鹸は肌にも環境にも優しいという特徴があります。
ただし、石鹸シャンプーはカスが残りやすく、しっかり洗い流さないとフケの原因になる可能性がある。
石鹸シャンプーはアルカリ性の為、髪の毛がキシキシしやすい。
同じシリーズのリンスで地肌と髪の毛を弱酸性に戻すか、お酢やクエン酸の含まれたリンスで仕上げることで、髪のキシキシ間を軽減できます。
- 洗浄力が強い
- 肌にも環境にも優しい
髪の毛がキシキシしやすい、石鹸カスが残りやすい
石けん用素地 脂肪酸ナトリウム
シリコンシャンプーよりノンシリコンが良い?
「シリコン=悪。髪に悪い」というイメージが最近あると思います。
シリコンは、髪の毛をコーティングする役割を持っていて、指通りが良くなり、髪の毛が絡まないといったメリットがあります。
では、そもそもなぜシリコンを使うのか?をまず考えてみましょう。
シャンプーに含まれる洗浄成分が必要以上に肌や髪の油分を洗い流してしまうので、その上からシリコンでコーティングをして、髪をサラサラ艶々にするために、シリコンが含まれています。
シリコン=悪なのではなく、シリコンを使わざるを得ない程強力な洗浄剤が使われていることが問題なのです。
シリコン自体には、頭皮にも人体にも特に悪影響のない成分なんですって。
ただ、外側から髪の毛をコーティングしていることによって、パーマやカラーの入りが悪くなったりするようなので、パーマ、カラーをしている人、今後する予定のある人は、シリコンは避けたほうがいいかもしれないですね。
ジメチコン、シクロメチコン、シロキ、ジメチコノール、シリカ、メチコンなど
無添加シャンプーなら絶対安心!?
無添加なものは安心で、シャンプーも無添加にこだわりたい場合もありますよね。
無添加とは、防腐剤や着色料を使用していないもののこと。
ただ、無添加シャンプーを名乗るために入っていてはいけない成分などの法律制度はないので、
「無添加」と謳っているだけの可能性があります。
無添加にこだわりたい場合は、特に頭皮の刺激になる成分をチェックしたいところ。頭皮の刺激になる成分はパラベン、フェノキシエタノール、硫酸系洗浄成分、合成着色料、合成香料などです。
その他色々なシャンプーがある!
基本的な種類としては、高級アルコール系・石油系シャンプー、アミノ酸系シャンプー、石鹸シャンプーになりますが、その中でも色々な種類のシャンプーがあります。
今回は「オイルシャンプー」「炭酸シャンプー」について紹介したいと思います。
炭酸シャンプーの特徴
普通のシャンプーで泡立てた泡では落ち切らない頭皮の汚れ、古い角質、スタイリング剤、嫌な臭いを取り除くことのできるシャンプー。
炭酸の細かい泡が頭皮の細かいところまではいりこみ、綺麗にしてくれます。
また、炭酸シャンプーは血行促進効果もあります。
私も、週に1度ほど炭酸シャンプーを使っているのですが、使っている最中は頭皮がポカポカと気持ちが良く、使用後は普段使いのシャンプーとは違う、さっぱり感があります。
ただ、スカルプケアに焦点を当てたシャンプーなので、髪の毛はキシキシしがちです。
そのため、髪が長くダメージが進んでいる人には不向きかもしれません。
→炭酸シャンプーは手作りできる!炭酸水で作って使ってみた結果…
→ミルボンの炭酸シャンプーを使ってみた!自宅で炭酸ヘッドスパ気分が最高!
→ダイソーの炭酸シャンプーは300円!成分の安全性や使ってみた感想!
オイルシャンプーの特徴
植物オイルや天然のオイルが配合されたシャンプーです。
界面活性剤を含まないものが多いです。
頭皮や髪の汚れをオイルの効果で浮かして落とすので優しい洗い心地。
洗浄力はそれほど強くはありません。
保湿力が高く、髪のボリュームを抑えてくれる効果があります。
ただ、「オイル」シャンプーなので、頭皮がオイリーだとべたつきやすいなどのデメリットもあります。
髪の毛が細い人、髪質の柔らかい人はペタっとボリュームのないヘアになってしまうので不向きです。
逆に髪のボリュームを抑えたい人、ダメージ、乾燥が気になる人、髪の毛が太く量の多い人には適しているシャンプーです。
頭皮や髪質のお悩み別シャンプーの選び方
高級アルコール | アミノ酸 | 石けん | |
乾燥肌 | ○ | × | |
ベタ付き・皮脂 | ○ | △ | ○ |
フケ | ○ | ||
痒み | ○ | ||
敏感肌 | × | ○ | |
ダメージ毛 | ○ | ||
猫っ毛 | ○ |
べた付きや皮脂が気になる場合でも、ミディアム以上の髪の長さの人は、髪の毛がキシキシしがちなので、アミノ酸系シャンプーで2度洗いした方が、髪の毛の乾燥などは抑えられます。
基本的には、アミノ酸系のシャンプーが人気で、比較的どのような髪質・頭皮にも使いやすいシャンプーと言えると思います。
アミノ酸系の中でも、シャンプーによっては「しっとりタイプ」とか「ハリ・コシアップタイプ」とかいろいろありますよね。
基本的には、髪が細い人、少ない人、ボリュームがないと悩んでいる人は、「ふんわり仕上がり」や「ハリ・コシアップ」とかと書いてあるものが合います。
逆に、髪が広がりやすい人、ボリュームが気になる人は「しっとり」タイプのものが合うことが多いです。
季節や肌の状態で使い分けるのも◎
私も、夏の汗をよくかいていたシーズンには良い感じで使っていたシャンプーが、冬場では乾燥が気になったり…とすることがありました。
冬は少し保湿力の高いシャンプーを選び、夏は洗浄力にも自信があるタイプのシャンプーを選ぶなど、季節や、その日の行動によってシャンプーを使い分けるのも、綺麗な髪、健康な頭皮環境のためには良いと思います。
正しいシャンプーの仕方
なんとなく毎日洗っている髪の毛ですが、適当に洗っていると汚れが取れていなかったり、頭皮トラブルの原因になったり、髪の毛が傷んでしまったりすることも…。
正しいシャンプーの仕方をまとめてみました。
1.髪を洗う前に軽くブラッシング
2.頭皮をしっかりぬるま湯で濡らす
頭皮を濡らすお湯は、あまりに熱いと、頭皮が乾燥しがちになるので、38度くらいが丁度良いです。
軽くブラッシングをし、頭皮をぬるま湯でしっかりと洗うことで、シャンプーを使わずとも、大体8割程度の汚れは落ちるんですって。
3.シャンプーはしっかり泡立て、頭皮を洗う
しっかりと、手や泡立てネットで泡立ててから頭皮へ。
「髪の毛を洗う」というよりかは、頭皮をマッサージしながら洗います。
頭にはたくさんのツボがあり、マッサージをすると気持ち良いし血行促進効果もありますよ~。
もし、しっかり泡立たなかったら、シャンプーを二度付けせずに、一度洗い流してからもう一度洗います。
4.しっかりすすぐ
とにかくすすぎ残しはNG
しっかりとすすぎます。こちらも掬い洗いなどで、頭皮にしっかりお湯を当てて洗い流します。
6.リンスやトリートメントは毛先。頭皮には付けない
リンス、トリートメント、コンディショナーは頭皮にはつかないように毛先を中心に馴染ませます。
7.トリートメントは良く流す。
多少ぬめりが残っているほうが、なんとなく髪がサラサラしっとりするような気がするのですが、
シャンプーと同じく洗い残しはNG。
滑らかな手触り、ヌルヌルした感じが完全になくなるまでしっかりと洗い流します。
7.できるだけ早く、しっかりと髪を乾かす
お風呂から上がったら、できるだけ早く髪の毛を乾かします。
シャンプーの選び方のコツまとめ
シャンプーの種類や選び方、洗い方などを紹介してみました!
シャンプーって色々あるから迷っちゃいますね。
アミノ酸系シャンプーは色々なタイプの人にも合うことが多く人気です。
ドラッグストアでも最近は少し見かけますし、楽天やアマゾンなどで探すとたくさんでてきます^^
シャンプーを選ぶのが密な楽しみだったりします!
使っているシャンプーなどおすすめがあればぜひ教えてくださいませ~!
コメントフォーム