健康診断でカンジダ膣炎と診断され、婦人科で診察&治療の体験談!
職場の健康診断の結果が先日返ってきました。
「特に何も問題ないだろうな~」と見ていたのですが、
まさかの子宮頸がん検査の項目がD(治療が必要なので医療機関を受診してください)
そして何でひっかかったかというと「カンジダ膣炎」と書いてあるではありませんか!
正直…とてもショックでした。
産婦人科って、ピルの処方でしか行ったことないし…。
カンジダの診察ともなると股を開いて、先生に見せなきゃいけないのか…
とか思うとすごく憂鬱で恥ずかしいし…。
でも、意を決して、婦人科に行ってきたので、
そこでの先生が話してくれた「カンジダ膣炎」のことや、
診察や治療がどんな感じだったかを、恥ずかしながらお話します。
健康診断でカンジダ膣炎と診断された!
健康診断の結果がまさかのD判定。
人生初のD判定で、非常にショックを受けました。
内容は、深刻なものではありませんでしたが
「カンジダ膣炎」とのこと。
「膣カンジダ」って聞いたことはあるけれど、
実際どんな病気かわからなかったので、
まずは「カンジダ膣炎」について調べてみました。
カンジダ膣炎とは?
カンジダ膣炎は実は女性なら5人に1人はなる病気だそうです。
女性の一生で見ると約80%の女性がなる可能性があるとのこと。
カンジダ膣炎とは、「カンジダ真菌」というカビの一種が増えてしまい、炎症を起こしてしまう病気。
「カンジダ真菌」は男性でも女性でも、赤ちゃんでもおばあちゃんでも、
誰もが体の中に持っている常在菌なのですが、
疲れていたり、免疫力が落ちていると、増えすぎてしまい、カンジダに感染してしまうんだとか。
膣カンジダの自覚症状としては、
・我慢できないくらいのかゆさ
・オリモノの量が増え、カッテージチーズ状のおりものが出る。
という事。
…自覚症状がなかったのに、膣内が大変なことになっているんだろうか…。と、少し悲しくなりました。
そして、さらに、今までまったくなかったのに、
「カンジダ膣炎」に感染しているんだ…
と知ったとたん、
「あれ?なんかかゆい気がするかも?」
と自己暗示にかかっている始末です(笑)
婦人科でカンジダの診察をしてもらいました。
と、言うわけで、いつまでも悲しんでもいられないので、
速攻婦人科に行ってきましたよ。
婦人科でカンジダ膣炎かもしれないといったら、
どんな治療をされるんだろう…。
やっぱり、股を開いて、見せて、診察してもらわなきゃいけないんだろうな…。
と、思うと、やっぱりちょっと恥ずかしかったし、怖いな、という気持ちはもちろんありました。
でも、私ももうアラサー大人女子…。
いつまでも、こんなことで恥ずかしがっていてはいけない!
いつか、子供を産むとしたら、こんなことは当たり前のことなんだ!
大人の階段をいい加減登らなければ…!
そうだ、これは試練であり、チャンスなんだ…!
と、自分を奮い立たせ婦人科に向かいました。
まずは問診。
私:健康診断で「カンジダ膣炎」と診断されたんですが…
先生:あ~。かゆみとかある?おりものが増えたりとか?
私:全然ないです。
ここから、先生の長台詞
カンジダ膣炎はね、かゆみがあって受診されて、「カンジダ」だったって患者さんが多いけど、
自覚症状がない人も検査すれば10人に2人は感染していることが多いですよ。
今回はたまたまそんな時期に検査したのかもしれないね。
赤ちゃんからおばあちゃんまで、誰もがかかる可能性のある病気だから、
そんなに心配しなくても大丈夫ですよ。
まあ、今日は一応診察して、座薬を入れておきましょう
と、言われました。
とりあえず、そんなに心配しなくても大丈夫なんだ~と安心しました。
問診が終わって、いよいよ、診察&治療が始まります。
婦人科でのカンジダ治療は恥ずかしい?
「カーテンの奥へどうぞ」
と言われて、診察室の奥にあるカーテンの向こうへ進むと、
見慣れないちょっと変な形をした大きな椅子がありました。
そう、こんな感じのイスです。
「では、スカートは履いたままでいいので、お下着を脱いで、いすに腰掛けてお待ちください」
と看護婦さんに言われます。
い、いよいよか…。
と、下着を脱いで、その変な椅子に腰かけます。
あー、スカートで来てよかった。と思いました。
だって、これズボンだったらズボンも脱がなきゃいけないだろうから、
下がすっぽんぽんで、上だけ服を着ているという状態で待つ…
ということになるわけですもんね。
別に、だからどうした、って感じではありますが、
私にとってはスカートは履いているぞ、という変な安心感がありました。
椅子に座ってしばらくすると、
「準備はできましたか?」
と看護婦さんに聞かれ
「できました。」
と答えると、
「椅子が回ります。」
と言われ…椅子が回転し始めました。
なんだか、遊園地のアトラクションのようです。
回転した椅子は、半分回って止まりました。
ちょうど、下半身だけがカーテンの向こう側へ出ている状態です。
そして回転が止まると、
なんと私の足を置いていた部分が、
左右に自動で開き始めたのです!!
強制的に足を開かせるスタイルです。
始めてなので、びっくりしましたが、
「そ、そうだよね…。そうじゃなかったら、
お医者さんに足を開いてください。とか言われて、
それで開くことになったらもっと嫌だよね。」
と、冷静に自分に言い聞かせました。
診察や治療中、先生や看護婦さんはカーテンの向こうにいます。
もちろん声は聞こえますが、直接、顔を合わせることはありません。
なので、やはり最初は「恥ずかしい!」と思う気持ちもありましたが、
だんだん慣れてきて、恥ずかしさなどは薄れていきました。
婦人科でのカンジダ治療は痛い?
私からは先生がどんな動きで、どんな治療をしてくれているのか、
見えてないので、後で説明を聞いた話ですが、
カンジダ膣炎の治療は
・膣へ座薬を挿入
・そのあと薬が落ちないようにタンポンを入れる
以上でした。
正直、少しは痛かったです。
でも我慢できないほどではありません。
多分初めてのことで、緊張して力が入ってしまい余計痛く感じたのではないかな?と思います。
あと、「何をされるんだろう」という不安がありました。
次回、このような機会があれば、(ないことを祈りつつ)
できるだけ力を抜く努力をしてみようかな、と思います。
診察が終わり、
「カンジダ膣炎の人は、おりものを見ただけで、
カンジダだって、わかるような人もいるけど、
今回はそんな感じでもなかったので、
とりあえずこれで様子を見て見ましょう。
お薬を入れたので、落ちないようにタンポンを入れています。
5時間後くらいには取っていいですよ。
そのあと、薬が溶けて白いオリモノが出ると思いますが、
薬成分なので大丈夫です。
また一週間後来てください。」
といわれ、特に家での薬は処方されずに終わりました。
カンジダ診察の費用は?
今回かかった費用はもちろん保険適用で、
3,650円でした。
薬を処方されるともう少しかかっちゃったのかな??
中々予定外の支出で痛かったです(-_-;)
でも、とりあえず、ひどい状態ではなかったし、
婦人科への抵抗感を乗り越える良い経験になったと思います。
市販の薬も2000円~3000円くらいの値段なので、
恥ずかしい思いや怖い思いを乗り越えて病院に行ってよかったな~と思いました。
やっぱりお医者さんに見てもらうのが一番安心( *´艸`)
カンジダ膣炎で婦人科で診察してもらった話のまとめ
思わぬ形で本格婦人科デビューとなった今回。
婦人科は、最初はやっぱり普段人に見せないところを、
先生にお見せするので、はずかしい!!と思いましたが、
一度してしまえば、なんてことはありません。
しかもカーテンで区切られているので、診察中の先生の顔を見ることも、
診察されている自分の顔を見られることもないので、
そこまで恥ずかしくありませんでした。
今回、健康診断で「カンジダ膣炎」と診断されたことはショックでしたが、
婦人科デビューの良いきっかけになったと思っています。
一週間後の、再診で完治していることを願いつつ、
これからも婦人科と末永くお付き合いしていこうと思いました。
あとは、旦那に
「カンジダ膣炎って疲れてて、免疫力落ちるとなっちゃうらしいよ~。
私、お疲れなのよ~。」
とこれを機に疲れてるアピールでもして、労わってもらいます(笑)
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