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転勤族で賃貸派だった旦那が新築マンションの購入を決意した理由。

こんにちは、りっこです。

新築分譲マンションのモデルルームをいくつか見学に行き、ついに先日、申し込みをしてきました。 (抽選になって外れたら買えないけど。)

 

旦那は転勤のある企業に勤めています。

頻繁に転勤があるというわけではないのですが、転勤の可能性は今後も付きまとう…。

そのため、旦那はずっとマイホーム購入には消極的で「賃貸派」でした。

 

私はというと、「持ち家」に憧れはありましたが、旦那の言う事に納得し、賃貸でいいや、と思っていました。

 

その矢先。

 

「ちょっと見てみたいね」と気軽な気持ちで見学に行った新築タワーマンションを、購入すると決意しました。

 

転勤があるから賃貸派だった旦那がなぜ、新築分譲マンションを購入する決意をしたのかについてお話したいと思います。

 

 

家が欲しいけど旦那は反対だった…

 

私は、子供のころから素敵な持ち家に憧れていました(笑)

子どものころの愛読書は、そのころ都心に立ち始めたタワーマンションの資料!

 

結婚したら、理想の家を持ちたいと思っていました。

(注文住宅で立てる、一戸建てにあこがれていた。)

 

しかし、結婚した旦那は転勤のある会社に勤めるサラリーマン。

 

「憧れのマイホームっていう気持ちはあるけど…ローンの支払いのために今後の人生、我慢を強いられるのは辛いし、
いつ転勤になるかもわからないから、家を買うのはリスクが大きくて、無理だよ…」

 

と、言っていました。

 

私ももちろん、家には憧れがありますし、いつかは、マイホームが欲しい…!という気持ちは強かったのですが、旦那の言うことに納得していました。

 

確かに、持ち家に憧れはあり「夢」ではありますが、大事なのは家を買うこと、よりも、旦那やいずれ増えるかもしれない家族とともに、面白おかしく生きていくことですから…。

 

そこに「家を持つ」ことがプラスになればもちろん良いのですが「マイナス」になってしまうのは本末転倒ですもんね。

 

…と、家を買うのは諦めていた私。

 

「お金をためて、老後に家を買うという選択肢もあるしね…」

 

くらいに思っていました。

 

 

マイホームが欲しくて夫を説得したのか…?

 

しかし、私の趣味は変わりません(笑)

 

家を買う予定なんてなくても、ポスティングされる建売の一戸建ての間取りはじっくりとチェックするし、スーモのアプリをスマホに入れて、買うでもないのに眺める、という日々を過ごしていました。

 

(ちなみに、「買う気」がないので、予算設定はナシで、都心や、みなとみらいの、夢のように豪華な新築マンションの情報を見てニヤニヤしていました…w)

 

そんなある日、いつものようにスーモのアプリをみていたら、とある駅近のタワマンで、価格もそれほど高くなく、見た目も素敵で間取りも中々の理想の分譲マンションを見つけました。

(私の過去の記事を見たら、どのマンションかわかってしまいますね…(-_-;))

 

 

そこで、旦那に言ってみたのです。別に「買おうよ!」という意思は全くありません。

 

「ねえ、このマンションみて!すごく素敵だよ…!」

 

スーモのページには間取りや価格帯(3700万円代~というざっくりした感じですが)、共用部のイメージCG、お部屋(モデルルームの写真)が載っていました。

 

それを見て旦那が…

 

「すごい!こんな所に住めたら素敵だね…。価格も、意外と買えそうな価格だ…。」

 

と、言うのです。

 

びっくりしました。私、旦那がそう言うとは思っていなかったから。

 

「じゃあさ、買わないとは思うけど…、ちょっと週末見に行ってみない~?」

 

「うん!行こうか!」

 

このとき、私も旦那もまさか本当にマンションを買おうとは思っていませんでした。

 

なんか価格も手が届きそうで、しかも素敵なタワーマンションだから観に行ってみたい。

 

マンションの販売会社の営業さんには申し訳ないのですが、本当にただただモデルルームを観てみたかっただけなのです。

(でも、本当の事を言うと、もしかしたら…という気持ちがなかったわけではない)

 

モデルルームを見に行く数日前、私は旦那に言いました。

 

「勢いで内覧会の予約をしちゃったし、私、ことごとく色々な物件のチラシとかを見せまくってるけど…、
決して、マンションを買おう!ってゴリ押ししているわけじゃないからね…。
趣味のようなものだからね!」

 

…と、人によっては余計プレッシャーになりそうなことを旦那に言っていました。

 

もちろん、プレッシャーではなく、本心で言っていました。

 

旦那も、別に私がスーモや家のチラシを見てニヤニヤする事に関して、プレッシャーを感じていたわけではないようでした。

 

モデルルームを内覧に行く事が決まっても、私は旦那にマンションの購入を説得するということはしませんでした。

 

 

私も、ただただ「家が欲しい」思いだけがあるわけではありません。

 

家を買ったあと、転勤になったら…?

 

ローンを組むのは旦那。その旦那がローンを組みたくないと言っているのに無理やりローンを組ませることはしたくない…。

そういう思いも当然のごとく持っていましたから。

 

 

でも、今から思うと、下手に「家買いたい!ゼッタイ買った方がお得だって!」と説得しなかったのが逆に良かったのかなあ…と思ったりもします。

(旦那の警戒心をあおってしまうようで…。)

 

マイホームに反対だった夫がマンション購入を決断した理由

 

そうして出かけたモデルルームは想像以上に素敵でした。

 

わかりやすいマンションの特徴の説明、モデルルームのすばらしさ。

 

モデルルーム見学後、

 

「このマンションに住めたら、素敵だね…!」

 

という思いは強まり、私も旦那も買いたい、という気持ちが強くなりました。

 

もちろん、即決なんてできませんから、また1週間後、その販売会社が開催する管理費に関するセミナーを受講する予約を入れて帰りました。

 

モデルルームは素敵に作られていますし、営業さんも良い感じの人だったとはいえ、「家を売る」ことが仕事なわけですから、基本的には良いことしか言いません。

 

私ももちろん、旦那も浮かれた勢いに任せてマンションの購入を決めたわけではありません。

 

ネットでいろいろ調べたり、本を購入して読んだりもしました。

 

・人口減少しているのにマンションを買うなんてバカげている。

 

・マンションは管理組合などが大変だし、管理が杜撰になれば資産価値は下がる

 

などなど、マンション購入に批判的な意見を多く目にし、納得のいく内容だったりして、

 

「タワマン…住みたいけど…、なんだかやめたほうが賢明みたいだね。」

 

と、私も旦那も気持ちは沈み始めていました。

 

ちなみに、その時読んだ本というのがこちら↓

 

 

(ちなみに、この著者の方は「タワーマンション」にはかなり否定的でボロクソ言っていました…w)

 

 

マンション購入には当然ながらデメリットもあるようにメリットもあります。

 

・家賃を支払うのと同じような金額で質の良い家に住める

 

・家賃はなくなって行くけど、購入したマンションは自分のものになる。

(負債になる可能性もあるが…)

 

・住宅ローンで団信に加入するので、万が一、早くに亡くなった場合、ローンが免除され、その後の家に悩まなくて済む

 

というようなメリットももちろんありました。

 

賃貸か、持ち家か、どちらが得かという議論は色々な所でなされていますが、結局、どちらも一長一短。
結論を出すことなんてできません。

 

同じように、今私達がマンションを購入することが正しい選択なのか、間違った選択なのか…。

 

予想することはできても、答え合わせは未来にしかできないのでわかりません。

 

そして、マンションや家の購入のデメリットは選ぶ物件によって多少抑えることもできるんですよね。

 

慎重派で、家を買うことに否定的だった旦那がタワーマンションの購入を決心したのは、このデメリットを補う要素が、内覧した物件にはあったからです。

 

旦那も私も、マンション、一戸建てに限らず持ち家を買うことに対して一番不安だったのは

 

「転勤になって、ローンと家賃の二重支払いになったら…最悪。」

 

というところでした。

 

しかし、もし転勤になったら、賃貸に出すか売却をするという手段を取ることができます。

賃貸に出しても借り手がつくか、売却しても売れるかどうか、というのはその物件によりけりなんですよね。

で、購入を検討していた物件というのが…

 

・3路線使える駅で、駅徒歩5分以内、商業施設の隣という立地

・大手施工会社のタワーマンション

・今後、発展が見込まれる地域

 

だったのです。

 

もちろん、投資用に買うわけではないので、値上がりを期待しているわけではありません。
でも、一番最悪の「値段を下げても頑張っても売れない」という状況にはならないだろうな、と考えたからです。

 

そして、その街を見て、「住みたい」と思える街だったのもとても良かったです。

(資産価値が下がらなそうな、みなとみらい周辺は…正直購入する資金もないのですが「住みたい」とはどう頑張っても思えないんですよね…。)

 

もちろん、マンション購入を決意しても、

 

・本当に将来転勤になったときに借り手はつくのか?

 

・売るときにちゃんとローンの残債分を補えるくらいで売れるのか?

 

という不安は全くないわけではありません。

 

総合的に見て「このマンション、住みたいし、損はしないかも…!」
と私も旦那も納得して購入しましたので、後は未来の結果を受け止めて…、将来来る可能性のある転勤の時のために備えと強い心と絆(笑)を磨きたいと思います…!

 

 

家を買う気ない旦那がタワマン購入を決意した理由のまとめ

長々と、我が家が新築分譲マンションを購入するに至った流れを書いてみました。

今から思うと、私がもしゴリ押しで家を買うことを説得していたら…

 

「妻は何かに騙されているんだ!」

 

と、旦那の心をより頑なにマイホームから遠ざけていたような気もします。

 

「家を買うより賃貸の方がいいよね…」

 

と思っていた時も、

 

「買う気はないけど、素敵なモデルルームを見たいだけ」

 

と、思っていた時も、

 

「マンション購入、アリじゃね?」

 

と気持ちがノってきたときも、

 

「待て待て、やっぱりマンション購入なんてとんでもない!」

 

と冷静になったときも、

 

夫婦、同じ気持ちでいられたのが良かったと思っています。

 

そして、旦那に、マンション購入に踏み切った理由を改めて聞いてみたところ

 

・転勤になった時に賃貸に出したり、売却したりという選択肢をしれたこと ・実際にローンの計算をしてもらって、月々の金額や返済計画などを具体的に知ることができたこと。 (今まではただただ「ローン怖い!借金!破産!一生我慢の生活!」と漠然としたマイナスイメージしかなかったとのこと。)

 

たまたま、素敵なタワーマンションに目が行って、うっかりモデルルームを見に行って、営業さんが上手だったからか乗せられて、その後自分たちでも冷静になりながら色々調べて、デメリットもわかった上での購入の決断でした…。

 

「家を買うより、賃貸の方が安心だよ。これから何があるかわからない時代なんだし」

というのも正しいと思うし、私達のマンション購入が正しかったか、間違っていたかは、未来にしか答えがありません。
(できればその答えも、このブログに記事にしたい。)

 

ただ、マンションなどマイホームを購入のことをネットや本などで勉強し、
「もしマイホームを買ったら・・・」という想像をしてから判断する方が、買う、買わないの判断をすっぱりできるのかなあ…と思います。

 

マンションの事、ローンの事、知らないと漠然と怖いと思うのは当然ですよね。
一生に一度の買い物とも言われる大金が動くことですから…。

 

旦那も住宅ローンや、転勤の際の対処など漠然とした不安の解決法について「知る」ことができたのが、一番の購入決断のポイントでした。

 

やっぱり女の人は「持ち家」に憧れ、男性は持ち家に縛られることや、ローンを組む事に恐怖を感じる…という夫婦は多いみたいですしね。

 

今回「マンションを買う」と旦那と結論づけたこと、将来的に「よかったよね」と言えるように頑張りたいと思います。
少なくとも「良い経験だった…。勉強になった」くらいにはしたい(笑)

 

 

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20代後半アラサー大人女子です。
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