無痛分娩に義母が反対された時の対処法。私はこうしました!
こんにちは、りっこです。
これから数か月後、初めての分娩が待っています。
出産って、とても「痛い」って聞くじゃないですか?
私、とてもビビリですので、避けられる痛みは避けたい!ということで、無痛分娩を予定しております。
あるとき、夫が何気なく義母に「無痛分娩にしようと思っていて!」と言ったところ…
「え~!無痛分娩って麻酔の事故もあるし絶対やめたほうがいいわよ!」
と、無痛分娩には反対の様子。
無痛分娩で産みたい私と、多少お金がかかっても無痛分娩にしなよ、と言ってくれる旦那。
それに対して、姑は無痛分娩反対派…。
さて、義母にはどんな風に説得したら良いでしょうか?
無痛分娩に義母が反対するのは仕方がないこと…?
無痛分娩でお産をするために、病院で開かれた無痛分娩講座に以前参加しました。
国によっては無痛分娩が主流の所も多いなか、日本ではまだまだ6%ちょっと。
無痛分娩の歴史はまだまだ浅く、始まって50年くらいなんだとか。
つまり、自分の親や、姑たちが分娩をしたときには、ほとんど「無痛分娩」なんて選択肢はなかったんですよね。
私の実母は、私と姉を無痛分娩で産んでいますが、当時にしてみたら、少数派も少数派だったことでしょう。
「無痛分娩は事故が多い」
「麻酔が効きすぎて、母体が亡くなってしまったり、赤ちゃんに影響があったりするかもしれない」
なんて心配をしてしまうのも仕方がないのかもしれません。
病院で行われた無痛分娩講座で知ったのですが、確かに無痛分娩では麻酔を使うので、麻酔での事故が絶対に100%起らない、とは言い切れません。
でも、自然分娩でもお産にはある程度リスクはあるんですよね。
経過順調だった妊婦さんでも分娩中に事故があって悲しい結果に…ということも、交通事故より低い確率ではありますが、0ではありません。
無痛分娩は本当にわずかに自然分娩のリスク+無痛分娩のリスクとなります。
でも、実際に分娩中に起こった事故の内「無痛分娩が原因」というのは、ほとんどないんですって。
(0ではありませんが。)
義母も、もし一緒に無痛分娩講座に出たら、無痛分娩はリスクが跳ね上がるものではない、と理解し、賛成してくれたかもしれませんし、もしかしたら、それでもほんの少しでもリスクがあるのであれば、自然分娩の方が良いとやっぱり思うかもしれません。
こればっかりはどちらが正しい、というわけではなく考え方の違いですよね。
ましてや義母が出産した時代と今は約30年も離れているわけですから…考え方が違うのも仕方のないことなのです。
義母に無痛分娩をする、と言わないのが最大の正解だったと思う
私は夫から「無痛分娩にする~」と言ってしまったので、もう無理ですが、まだ義母に無痛分娩にすることを話していないのであれば、わざわざ「無痛分娩にします!」と言わないのが正解だと思います。
私の義母のように、「無痛分娩は事故が多い」と思っているタイプの姑には、もしかしたら、私が受けた無痛分娩講座のようにそれほどリスクが上がらないことを説明すれば理解してくれるかもしれませんが、わざわざするのは面倒だし、余計な心配をかけることになります。
また、「無痛分娩で産むなんて母性が育たない!」と思うタイプの姑の場合は、そもそも説得なんて無駄。
もはや、宗教観のようなものなので、その価値観を変えるのは無理だと思います。
(この前、義実家に帰省した際、まだ妊娠してない義妹が「絶対無痛分娩にしたい~」と何気なく言っていたら、義父が「体が弱いなど特別な事情がない限りは、神様から与えられた痛みだと思って受け入れるべき、自然に反することはしない方が良い」的なことを言っていました。
ちょっとがっかりしましたが、それはただ私と義父じゃ考え方が違うってだけだと、割り切っています。
※普段は優しい良い舅です。)
無痛分娩が自然分娩かなんて、お産中に常にベッドの横に張り付いていないとわからないことです。
なので、敢えて、「無痛分娩にします」と報告することはなく、夫にも口止めしておけばOKだと思います。
出産後色々聞かれても、「すごく痛かった~」と言っておけばいいかな。と。
無痛分娩にする、と言ってしまった後は…?
そう、もう時すでに遅し。
私は、夫経由で義母に無痛分娩にすると伝わってしまっているのです。
なので、それ以来、「分娩方法」「無痛分娩」についてこちらから会話に出していません!
今後、義母や義父から「無痛分娩にはしないよね?」と聞かれたとしたら、
「そうですね~。リスクとかもあるみたいなんで、考えなおしてみました!」
と言う予定です。
(まあ…、考え直した結果、やっぱり無痛分娩にするんですけどね。
そこは、本当のことを言っていないだけで、嘘はついていない…ということで。)
幸い私が住んでいる所は義実家からは遠いし、立ち合い分娩をすることはないので…。
自分たちから言わなければ、無痛分娩であることはバレないと思います!
(このブログが見つかり、私が書いてることがばれたらヤバイですね。)
たとえ近くに住んでいたとしても、夫以外の立ち合いNGにしておけば良いですし、もし心配であれば病院の方に、無痛分娩であることは誰にも言わないでください、と相談してみてもいいかもしれません。
(病院側から敢えて義両親に無痛分娩であることを伝えたりはしないと思いますが…。)
義両親とは出産後も良好な関係を築きたい
もし、義両親が嫌な人達で、既に関係が壊れかけなら、
「口を出さないでください!」
と、その後の関係を気にせずに、無痛分娩でいいかなと思います。
でも、私は義両親のことは基本的に好きですし、出産後も良好な関係を築きたいと思っています。
義母の「無痛分娩はリスクが増えるからやめたほうが良い」というのも、私の体や、産まれてくる子供のことを心配してくれているからの発言だと思っています。
でも、義実家との今後の関係の為に無痛分娩を諦めて普通分娩にするという選択肢は私にはありませんでした。
無痛分娩反対派、無痛分娩賛成派、どちらが正しいということはなく、ただの考え方の違い。
「神から与えられた出産の痛みをちゃんと経験すべき」という意見も、私の考えには全く合いませんが、そういう考えの人もいる、というだけの話。
だから余計なことは言わない、余計な説得もしないというのも一つの選択肢ではないでしょうか。
神は労働の苦しみを男に、出産の苦しみを女に
余談ですが、私が無痛分娩講座で聞いた話を一つ。
無痛分娩なんてなく、お産は今よりも危険なもので、出産の痛みはどう頑張っても避けられないという時代には、
「神は労働の苦しみを男に与え、出産の苦しみを女に与えた」
と言われていたそうです。
絶対に避けられない出産の痛み。でも、神様から与えられたものなら、覚悟を決めて立ち向かおう。
と、当時は出産に向かう女性を勇気づけた言葉かもしれません。
でも、現代は麻酔を使い分娩の痛みを和らげることもできるのです。
だから、このような言葉に精神をゆだねる必要はないのでは?と私は思います。
しかも…なんなら、労働の苦しみ、女性も味わってますから!(笑)
これで出産の苦しみも味わうわけですから、現代女性は労働+出産…!!
神様、言ってることが違います!
無痛分娩か自然分娩か、一番は実際に出産する女性が決めて、経済的にOKならみんなが希望が叶えばいいな…と思います。
私は、義母や義父が無痛分娩に反対だったのは、普段の様子からはちょっと意外でしたが、それも考え方の一つと割り切り、出産するのは自分なので、許可は得ずに無痛分娩にするつもりです!
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