ハワイでは日焼け止め禁止!?日本のもので使えるのはどれ?
今度ハワイに行くのですが、
ハワイのメインの一つが海水浴やシュノーケリングなど海のレジャー。
ハワイは紫外線量が強いので、日焼け対策をしっかりしたいところ。
でもハワイで日焼け止めが禁止になる、というニュースが以前あったことを思い出しました。
ハワイで日焼け止めが使えないとなると、かなり困りますよね。
今回は、ハワイの日焼け止め禁止条例についての詳細と、
ハワイでも堂々と使える、日本で購入できる日焼け止めを見つけたのでお話します。
ハワイでは日焼け止め禁止!?
2018年5月のこと。
アメリカ、ハワイ州にて、サンゴに有害とされる成分の入った日焼け止めの販売・流通を規制する法案が可決されました。いつからこの日焼け止めの規制する法律が施行されるのかというと、2021年1月の予定です。
注目すべきは
「珊瑚に有害とされる成分の入った日焼け止め」
の
「販売・流通を規制する」
という部分です。
この、ハワイでの日焼け止め禁止条例が可決されたニュースを見たとき、
ぼんやりと「ハワイでは日焼け止めが禁止になるのか…サンゴを守るために…」
と思ってしまいましたが、日焼け止めを使うこと自体が禁止になったわけではないんですね。
ハワイでの日焼け止めの禁止成分は?
では具体的に「サンゴ礁に有害とされる成分の入った日焼け止め」の
有害な成分とは何でしょうか??
オキシベンゾンとオクチノキサート
この二つの成分です。
オキシベンゾンとオクチノキサートは、サンゴの白化現象を引き起こすため、ハワイで禁止の成分となりました。
これらは、日焼け止めの紫外線吸収剤として使用されているものです。
オキシベンゾンは最近、発がん性を確認した研究などもあり、使われている日焼け止めは減っているそうなのですが、
オクチノキサートは、日本の日焼け止めではほとんどのものに配合されているポピュラーな成分だったのです。
オクチノキサートという成分を、日焼け止めの成分表で探してみても、実は見つかりません。
実は、オクチノキサート、日本ではメトキシケイヒ酸エチルへキシルという名称になっています。
オクチノキサート=メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
なので、メトキシケイヒ酸エチルへキシルが成分に含まれている日焼け止めは、ハワイで禁止の日焼け止めの一つになります。
試しにドラッグストアで販売されている日焼け止めの成分表を見て見たのですが、
ほぼすべての日焼け止めに、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルが入っていました。
ハワイに日焼け止めを日本から持ち込むことはできる?
ハワイで禁止になる日焼け止めの成分の一つ「メトキシケイヒ酸エチルへキシル」は
日本で購入できる日焼け止めのほとんどに含まれています。
じゃあ、日本からこの成分が配合されている日焼け止めをハワイに持ち込むことはできないの…?
と思いますが、実はこれも違うようなんですね。
まず、現段階でハワイでは「サンゴに有害な成分を含む日焼け止めの販売・流通を規制する」ということなので、
日本から自分が使う販売や流通目的ではなく、自分が使うようとして持ち込むのは現段階では規制対象ではありません。
ですが、個人的にはやがて禁止になるんじゃないのかな?と思います。
ハワイと同じく海がきれいなパラオでは、「2020年1月以降、禁止成分の入った日焼け止めの販売、流通、持ち込み(目的問わず)禁止」
というニュースもありましたので、ハワイも同じように観光客の日焼け止めの持ち込みについても、
規制されていくんじゃないかなあ…と思います。
ハワイでの日焼け止めで使えるものは?
というわけで、ハワイでの日焼け止め規制が施行される2021年1月以前は、
特にハワイで使う日焼け止めについて制限はありません。
2021年1月以降も、現段階では、日本から持っていく日焼け止めに関して規制はありません。
なので、禁止成分が配合されていても、日本から日焼け止めは持ち込めるし使用可能です。
…が、しかし。
そもそもハワイで日焼け止め禁止法案が可決されたのは、
サンゴにとって有害な物質が海へ流れるのを防ぐため。
なので、
「規制されてないならオッケー♪♪」
と大手を振って、サンゴにとって有害な物質の日焼け止めをハワイの海で使う気にはとてもなれません…。
ハワイでの日焼け止め規制法案の施行前でも、日本からの持ち込みが規制されていなくても、
せめて、規制対象の成分、オキシベンゾンとオクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルへキシル)が配合されていない日焼け止めを、
ハワイで海水浴やマリンスポーツをするときには使いたいな、と思いました。
基本的に、海に入る時は、長袖ラッシュガードと、海用のレギンスで日焼け止めを塗る面積を減らし、
使う日焼け止めも成分には気を付けようと思います。
有害物質であるオキシベンゾンとオクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルへキシル)は紫外線吸収剤と呼ばれるもの。
この紫外線吸収剤不使用の日焼け止めを世間ではノンケミカルというそうです。
というわけで、ノンケミカルの日焼け止めを色々調べて見たのですが…。
流石ノンケミカル。サンゴにも肌にも優しいからか、UVカットの数値が弱かったり、
ウォータープルーフではなかったりと、どれをハワイで使ったらいいか迷ってしまいました。
だってハワイ。日本とは比べ物にならない紫外線量のハワイ。
サンゴに有害な成分は避けたいけれど、効果の弱い日焼け止めじゃ、肌が焼けて、肌が傷んでしまうのでは…??
そんな不安がありました。
本当に全然ないんですよ(-_-;)
UVカット数値が高くてもウォータープルーフじゃなかったり、
ウォータープルーフでも数値が低かったり…。
中々良いのが見つかりません…。
一体ハワイでどの日焼け止めを使えばいいのよ~( ;∀;)
と、諦めかけました。…が、がんばって探しました。
日焼け止めでノンケミカルでウォータープルーフのものはコレだ!
ついに、紫外線カットの数値がSPF50+PA++++と国内最高レベルで、
しかもウォータープルーフで、そしてノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)の日焼け止めを見つけました!!
AFCリヴァーチェの日焼け止めクリームです。
とりあえず、ハワイに行く前に注文して試してみようと思います。
ノンケミカルだと伸びが悪くて塗り心地があまりよくない、というデメリットもあるそうなのですが、
こちらの商品は、使い心地もいいらしい…!
試してみたら、またお知らせします。
使ってみました~!!
続いて見つけたのが、サーファーズダイアンノンケミカルサンカット日焼け止めです。
こちらもノンケミカルで、紫外線吸収剤が入っていない処方になっています。
「サーファーズ」という名前の通り、サーファー御用達の日焼け止め。
価格は、先ほどのリヴァーチェよりも安いので、こちらも試してみたいなあと思っています。
使ってみました!
3つ目はこちら。
紫外線予報のノンケミカル薬用美白UVクリームです。
こちらももちろん、ノンケミカルで、UV値が最高で、ウォータープルーフ。
価格的には、リヴァーチェとサーファーズダイアンの真ん中くらいです。
せっかくなのでこっちも試してみようと思ってます^^
美白を謳っているのがかなり気になる…♪使ってみたい!
試してみた!
ハワイの日焼け止め法案についてまとめ
・紫外線吸収剤として使われている、オキシベンゾンとオクチノキサートという成分が配合された日焼け止めの販売、流通が規制
・日本からの持ち込みの規制は現段階ではなし
なので、2021年1月までは、日焼け止めについて特に規制はないし、2021年1月以降も日本から持っていく日焼け止めに関して規制はありません。
…が、美しいサンゴを傷つけないためにも、法案の施行前から、禁止とされる成分の入っていない日焼け止めを使って、
ハワイでは海にも肌にも優しい紫外線対策をしていこうと思いました♪
いつまでも綺麗なハワイに遊びに行きたいから…、自分にできることをしていきたいと思います^^
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